【解説】魅力たっぷり!日本国内のMCC(中堅航空会社)4社をまとめ比較!

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たーびん

MCCという言葉をご存知ですか?
LCCはかなり有名な言葉になった反面、MCCは意外と浸透していない言葉。
実は魅力たっぷりなMCCをご紹介します!
この記事を見ればきっとMCCのファンになるはずです。

Contents

日本の航空会社は大きく分けて3ランク

日本の定期旅客便を運航している航空会社は下の記事でまとめていますが、大きく3ランクに分類されます。

FSC(Full Service Carrier)

たーびん

日本の航空会社といえば即座に思い出すのはこの2社ですよね。
まさに日本の航空業界の2大巨頭。
その名のとおりフルサービスを提供してくれます。

LCC(Low Cost Carrier)

たーびん

日本では2012年にPEACHが就航して以来、急激に成長を遂げました。
格安航空会社として近年話題になっていますね。
効率化によって低い運航費用を実現し、低価格かつ簡素化されたサービスによって安い航空運賃を提供しています。
LCCについては別の記事で詳しく解説しています。

MCC(Middle Cost Carrier)

  • スカイマーク -Skymark Airlines-(SKY/BC)
  • ソラシドエア -Solaseed Air-(SNJ/6J)
  • エア・ドゥ -AIR DO-(ADO/HD)
  • スターフライヤー -Star Flyer-(SFJ/7G)
たーびん

今回解説するMCCは「中堅、地域航空会社」とも言われます。
日本の航空会社はANAやJALのFSCと、ピーチやジェットスターなどのLCCの2種類だけに思われがちですが、MCCはその中間ランク。
航空運賃も購入する時期によってはとても安く、サービスも充実しているので超オススメです。

日本におけるMCCは4社

スカイマーク -SKYMARK-

会社名スカイマーク株式会社
本社東京都
IATA/ICAOBC/SKY
コールサインSKYMARK
運航開始1998年
拠点空港羽田・神戸
保有機材B737-800

ソラシドエア -Solaseed Air-

会社名株式会社ソラシドエア
本社宮崎県
IATA/ICAO6J/SNJ
コールサインNEW SKY
運航開始2011年
拠点空港羽田・那覇
保有機材B737-800

エア・ドゥ -AIR DO-


会社名株式会社AIR DO
本社北海道
IATA/ICAOHD/ADO
コールサインAIR DO
運航開始1998年
拠点空港羽田・新千歳
保有機材B767-300
B737-700

スターフライヤー -Star Flyer-

 

会社名株式会社スターフライヤー
本社福岡県
IATA/ICAO7G/SFJ
コールサインSTARFLYER
運航開始1998年
拠点空港北九州
保有機材A320-200

MCCのあれこれ

たーびん

FSCとLCCの中間に属するMCCですが、実はFSC並みのサービスを提供しています!
MCC4社のサービスや特徴をまとめてみました。

運航拠点

航空会社拠点空港
スカイマーク羽田(HND)
神戸(UKB)
ソラシドエア羽田(HND)
那覇(OKA)
エアドゥ新千歳(CTS)
羽田(HND)
スターフライヤー羽田(HND)
北九州(KKJ)

MCCの4社の売りはなんといっても羽田空港ベースということ。
都心へのアクセスが便利な羽田空港の発着枠を持っているのはかなりの強みです。
4社とも羽田空港を主な拠点としたネットワークを築いています。

運航機材

航空会社機材
(保有機数)
座席数
スカイマークB737-800
(29)
177席
ソラシドエアB737-800
(14)
174席
エアドゥB767-300
(5)
B737-700
(8)
286〜289席
144席
スターフライヤーA320-200
(11)
150席

4社とも使用機材を統一することで訓練コストや整備コストの削減をしています。
これはLCCの手法とほぼ同じと考えていいでしょう。

ちなみにスカイマーク・ソラシドエア・スターフライヤーの3社は全て新造機を導入。
エアドゥはANAからのお下がりを導入し、エアドゥ仕様に改修して運航しています。

座席

航空会社シートピッチその他サービス
スカイマーク31インチ
(約79cm)
コンセント
ソラシドエア31インチ
(約79cm)
コンセント(一部)
エアドゥ31インチ
(約79cm)
天井モニター
スターフライヤー34インチ
(約86cm)
USB
コンセント
シートモニター
ヘッドレスト
フットレスト
LCC各社29インチ
(約74cm)
なし

シートピッチは一般的なLCCが29インチ(約74cm)に比べてMCCは31〜34インチ(約79cm〜86cm)。
LCCと比べるとかなり足元に余裕があり、FSCとは同等のシートピッチとなっています。
スターフライヤーはなんと国内No.1の34インチ(約86cm)!
それに加えて座席にはシートモニターやUSBポートが備わった豪華仕様となっています。

機内サービス

航空会社無料サービス
スカイマークドリンク(ネスカフェ)
キットカット
キャンディ
おしぼり
毛布貸し出し
ソラシドエアドリンク
マスク
綿棒
マウスウォッシュ
毛布貸し出し
エアドゥドリンク
毛布貸し出し
スターフライヤードリンク
キャンディ
ポストカード
毛布貸し出し
携帯充電器

LCCでは全て有料サービスになるドリンクや毛布の貸し出しは、4社とも無料で提供。
こちらもFSCに引けを取らないサービスとなっています。

機内持込手荷物・受託手荷物

航空会社機内持込手荷物受託手荷物
スカイマーク10kgまで持込可能20kgまで無料
ソラシドエア10kgまで持込可能20kgまで無料
エアドゥ10kgまで持込可能20kgまで無料
スターフライヤー10kgまで持込可能20kgまで無料
LCC各社7kgまで持込可能有料

4社とも機内持込手荷物は10kgまで、受託手荷物は20kgまで無料。
こちらもFSC(ANA・JAL)と同等のサービスとなっています。
一方のLCCは基本的に機内持込手荷物は7kgまで、受託手荷物は全て有料というシステム。

価格・手数料

航空会社空港使用料座席指定料支払手数料
スカイマーク運賃に含む無料無料
ソラシドエア運賃に含む無料無料
エアドゥ運賃に含む無料無料
スターフライヤー運賃に含む無料無料
LCC各社別途必要有料別途必要

一番気になる料金。
ANAとコードシェア(共同運航)を行なっている3社(ソラシドエア・エアドゥ・スターフライヤー)が運航する便は、ANAで予約するより各社ホームページで予約した方が1〜3割安い設定となっています。
LCCと比べると重複する便がほぼないので完璧に比較することは少々難しいですが、LCCは「空港施設使用料」「座席指定料」「受託手荷物料」「支払手数料」が運賃とは別途必要となってくるため、それを含めるとあまり変わらない場合もあります。


そもそもMCCの方が便利な空港に就航しているんですけどね。(成田ではなく羽田)

定時運航率・欠航率

2018年度の定時運航率を見てみましょう。
こちらは上位にくるほど遅延が少なく、定時運航をしている航空会社となります。

  1. スカイマーク
  2. スターフライヤー
  3. エアドゥ
  4. 全日本空輸
  5. 日本航空
  6. エアアジア・ジャパン
  7. ソラシドエア
  8. 春秋航空日本
  9. ピーチ
  10. ジェットスター・ジャパン
  11. 日本トランスオーシャン
  12. バニラエア

12社中ベスト3がMCCという結果に!
やはりLCCは遅延率が高いようです。
公共交通機関として、時間の正確さはとても大事。
楽しい旅行も遅延によって乗り継ぎや到着地での予定に影響が出ると楽しさが半減してしまいますよね。

次に2018年の就航率をみてみましょう。
こちらは下位になるほど欠航便が多い航空会社となります。

  1. スカイマーク
  2. 春秋航空日本
  3. スターフライヤー
  4. 日本航空
  5. エアアジア・ジャパン
  6. ソラシドエア
  7. エアドゥ
  8. 日本トランスオーシャン
  9. ピーチ
  10. 全日本空輸
  11. バニラエア
  12. ジェットスター・ジャパン
たーびん

ワースト1位2位はLCC。
一方、MCCのスカイマークは定時運航率も就航率もナンバー1!
安くて時間に正確とはほぼ最強と言っていいでしょう。
スターフライヤーも定時運航率は2位、就航率は3位とかなり躍進しています。

FSCはフルサービスを提供

これだけ素晴らしいMCCですが、FSCのANAやJALは運賃がただ高いだけで殿様商売しているわけではありません。
一応最後にフォローさせていただきます。
MCCよりもよりよい安心や利便性などのサービスを提供しているのでその一例をご紹介します。

運航機材

FSCは数種類の機材を持つことにより、路線や時期に似合った機材を投入しています。
繁忙期には大型機を投入し、一気に500人を輸送することもあります。
一方のMCCやLCCは180人乗り程度の機材に絞りコストを抑えた運用をしています。

遅延・欠航時の保証

FSCは遅延や欠航が発生した場合、代替交通手段やホテルの手配をするなどの保証があります。
LCCはそのような保証は基本全くありません。

世界のネットワーク

ANAはスターアライアンス(Star Alliance)、JALはワンワールド(One World)といった世界の航空連合に加盟しており、同一連合内においては、コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れなどを行なっているため、世界レベルのネットワークが充実しています。

スターアライアンス
(ANA)
ワンワールド
(JAL)
加盟航空会社28社14社
就航国数192ヶ国152ヶ国
就航空港数1330空港992空港
保有機材数4657機3524機
たーびん

MCCが新規参入したことで、ANAやJALによって高止まりしていた航空運賃が引き下げられました。
利用者にとっては選択肢が増え、ますます空の旅が気軽にできるように。
今後も僕はMCCを応援していきたいと思います!

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