フライト2日前アップグレードポイントを使用してプレミアムクラスにアップグレード
3月下旬。
3月31日で有効期限が切れるANAのステイタス修行で貯まったアップグレードポイントを消化すべくANAマイルを使った特典航空券で予約し、搭乗2日前にポイントを使用してプレミアムクラスにアップグレードしました。
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プレミアムクラス28席仕様の787-9(78G)を予約
予約したのは大阪(伊丹)発、東京(羽田)行きNH18便。
9時00分に伊丹空港を出発し、10時10分に羽田空港に到着する予定の飛行機です。
使用機材は機種記号78Gと表記された375席仕様のボーイング787-9。
28席あるプレミアムクラスの1席をアップグレードポイントを消費して予約したものです。
この78Gのプレミアムクラスは最新のシート仕様。
1日何便も運航されているドル箱路線の伊丹〜羽田便ですが、最新シートが装備されているこの78G運航便に乗るためあえてこのNH18便を予約しました。
フライト当日突然の機材変更の連絡
出発当日に届いた悲劇のメール
そんなわくわくなフライトの当日の朝、悲劇が起きたのです。
出発まであと2時間ほどになった6時39分。ANAから1通のメールが届きました。
「座席変更のお知らせ」大阪/伊丹09:00発 – 東京/羽田10:10着は飛行機の変更により一部のお客様の座席を変更させていただきました。
<新しい座席番号>7A 窓側
案内はこれだけ。どの機材に変更されたのかもわかりません。座席も勝手に決められています。
もともと窓側席を予約していたからか新しい座席も窓側。予約画面を確認しても機材は78Gのまま。
78Gから78Pに機材変更
ANA公式サイトの発着案内を見てみると機材が78Pに変更となっています。
ここで嫌な予感。78Pは昔からある国内線仕様のボーイング787-8。プレミアムクラスは78Gの最新シートとは違い、従来型のシート。普通席にはANAが近年導入を進めているスマホ充電用のUSBポートはない仕様の飛行機です。
特典航空券なら前日まで予約変更可能
78Gのプレミアムクラスに乗りたくてアップグレードしたフライトなので、78Pに機材変更されたらあまり乗る価値がありません!(完全主観)
特典航空券で予約しているので、前日までならフライトの変更は可能ですが、機材変更を知ったのはフライト当日。
便の変更をしたくてももう手遅れなんですよ。
勝手にダウングレード
メールには機材変更により座席が変更されたとしか記載されていないため状況がわかりません。
シートマップを見る限り、プレミアムクラス28席の機材からたった12席の機材に変更されたことだけは察していました。
伊丹空港に到着し、ANAプレミアムチェックインカウンターへ。
係員の方に状況を説明し、確認してもらうと衝撃の真相が告げられます。
「機材変更によりダウングレードされました。普通席でのご案内となります。」
「いやいや、俺は78Gに乗りたかったわけやし78Pの普通席やったら乗りたくないわ。78Gに乗せてくれや!」
なんて言うこともできず…
空港カウンターでの対応
一旦落ち着いて、ひとまずこの日の状況を。
この悲劇が起きたのが3月末。3月が終わるまで1週間を切っています。3月はこの日以降フライトの予定はありません。しかもこのフライトで羽田に到着後、1時間以内にANA便以外に乗り継ぎする予定です。
「ダウングレードされた場合、アップグレードポイントはどうなるんですか?」とひとまず紳士ぶった対応を。
ANA係員「アップグレードポイントは返却させていただきます。」
「もう今月は乗る予定はなくて、アップグレードポイントも今月で失効されるはずなんですけど…。期限延ばしてもらったりできないんですか?」
ANA係員「申し訳ありません。そのようなことはできかねます。」
「w(°o°)w」
3月末で失効するアップグレードポイントを使い果たすべく、予約画面とにらめっこして(計画段階から旅行は始まってます)、搭乗2日前の午前0時にアップグレードを成功させ、やっとの思いで掴み取った78Gのプレミアムクラス。
便変更がきかなくなった搭乗当日に航空会社都合により機材変更され、あっけなく普通席にダウングレード。
僕がダイヤモンドなら優先的にプレミアムクラスに乗れてたかもしれませんが、78Pじゃなくて78Gに乗りたかった…
アップグレードポイントの行方は?翌年度への繰り越しはできる?
ごちゃごちゃ言っても機材が78Gに戻るわけでもなく、プレミアムクラスに乗れるわけでもなく…フライト当日でしかも乗り継ぎもあるっちゅーことで78Pの普通席に乗るのは確定です。
それでは返却されたアップグレードポイントはどうなるのか?
まず、アップグレードポイントの翌年度への繰り越しはできません。
とにかく今回の使用した4ポイントは返されます。
どれだけ嘆いてもポイント返却しか対応できないのです。
何度も言いますが、この日は3月末。2022年度は残り1週間もなく、フライトの予定もありません。乗りたくても都合上無理です。
アップグレードポイントを他の便で使うことはできない、2023年度への繰り越しもできない、ということでアップグレードポイントはどうなるのか?といった問題が浮上します。
アップグレードポイントは1ポイント1000円分のANA SKY コインに交換可能
アップグレードポイントは1ポイント1000円分のスカイコインに交換することができます。
方法はこれしかありませんでした。伊丹空港の係員の方もこの方法しかないといった案内のみ。
兎にも角にもアップグレードポイントが返却されたので、ポイントが消滅する3月31日までに急いでスカイコインに交換。
「ANAアップグレードポイントからANA SKY コイン交換」
これによりアップグレードポイント4ポイントがANAで使える4000円分のコインに交換されました。
使用期限ぎりぎりでのポイント使用はリスクあり
このようにアップグレードポイントの使用期限3月末ぎりぎりでポイントを使うのはかなりのリスクがあります。
僕はただのSFC会員。ダイヤモンド会員なら優先的にプレミアムクラスのままでダウングレードされなかったかもしれません。
今回の伊丹〜羽田のように、「幹線」や「ドル箱路線」と呼ばれる搭乗者の多い路線はプレミアムクラス希望者や上級会員が多いので余計にですね。
僕がとった「ANA SKYコインに交換」すること以外にもっといい方法や裏技はありましたか?
あるならば教えていただきたいです。
以上、アップグレードポイントを使用してプレミアムクラスを予約したのに機材変更により搭乗直前にダウングレードされちゃったお話をお送りしました!
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