通路が1本しかないナローボディ機B737-800で運航する中距離国際路線に搭乗してきました。
フライトログ
搭乗日 | 2019年8月 |
航空会社 | タイ・ライオンエア(TLM) |
便名 | SL314 |
出発空港 | ドンムアン(DMK) |
到着空港 | 福岡(FUK) |
区間マイル | 2310マイル |
飛行時間 | 5時間34分 |
機種 | B737-800 |
機体記号 | HS-LUV |
クラス | Y エコノミークラス |
座席番号 | 30F |
旅の行程のおさらい 航空券は激安
タイ・ライオンエアは福岡ードンムアン線を1日1往復運航しています。
今回の行程は、SL315便でバンコクに12時に到着し、ほぼ日帰りとなる同日の23時30分にバンコクを出発するこのSL314便を購入しました。
タイとの時差は日本-2時間。かなり弾丸ですね。
航空券の購入金額はなんと総額19490円!
総額ですよ、総額。
空港使用税も燃油サーチャージも各種手数料も全てコミコミでこの価格です。
ドンムアン空港 国際線ターミナル
8番カウンター
国際線のチェックインは出発3時間前から開始。
それまではカウンターは空いていないし、人もいません。
ですが10分前にフライングで行ってみるとスタッフが座っていたので難なくチェックイン完了。
福岡空港同様カウンターで座席の希望を伝えましたが、ドンムアン空港のチェックインカウンターでは希望座席を受け付けていないとのこと。
座席を希望したいならサービスカウンターに行ってお金を払って指定しないといけないようです。
まぁそれはLCCとしては当たり前のこと。
とりあえず予約者数を聞いてみると「80名」。
よし、搭乗率は42%ほど。少ない少ない。
「離陸後に好きな席に移ればいい」と言ってくれたのでそうすることにしましょう。
電光掲示板の出発案内を見てみると10分ディレイ。
カウンターでは遅れについて何も言われなかったけど・・・。
同じく福岡行きのタイ・エアアジアXと出発が同時刻となりましたね。
機内持込手荷物の重量計測は・・・
ちゃんと計算して機内持込手荷物重量上限の7kgまでに抑えていましたが、今回は測られることはありませんでした。
パッと見で怪しい人には声をかけて測っているのかもしれません。
古さを感じる1階6番搭乗口
搭乗時刻ギリギリまでラウンジでゆっくりし、搭乗口に向かいます。
6番搭乗口は1階。バス搭乗のようです。
現地の人には「Old Airport」と呼ばれているこのドンムアン空港ですが、やはり古さは否めません。
(「New Airport」は2006年に開港したスワンナプーム国際空港)
この1階のトイレなんかはかなりひどいもんです。
バス搭乗のオープンスポット
タイ・ライオンエア専用のバスに乗車。
これでは23時40分に飛行機が出発できるわけがないでしょう。
まぁ特に焦っているわけでもないのでバスから見える景色を楽しみます。
格納庫にはエアアジアA320の特別塗装機。
タイ国際航空のB777トリプルセブン。
タイ国際航空のA340-500(HS-TLA)。
この機体はもう使用されずに放置されているものですね。ドンムアン空港ではよくある話。
オープンスポットに駐機中のエアアジアA320がたくさん。
そして今回搭乗する機体が見えてきました。
搭乗機は往路と同じB737-800(HS-LUV)。
タイ・ライオンエアは福岡空港就航当初、最新鋭のB737-800MAXで運航されていましたが、B737MAX飛行トラブルによる運航停止のため現在はこのB737-800で運航されています。
ランプバスを降りて非自走式のパッセンジャーステップカーを上がるまでみんな撮影しまくり。
オープンスポットでの醍醐味ですね。
L1扉から搭乗。
この機材もスカイインテリア装備機でした。
前方は有料座席となっており、ヘッドレストカバーの色が他と違います。
自分に割り当てられた座席は機体中央の窓なし通路側だったので後方の進行方向右側30Fに移動。
搭乗率半分以下で後方座席はガラガラ。3席占有できました。
ドンムアン空港 R/W21R離陸
実際に出発したのは結局27分遅れの23時57分。
スタッフから遅延についての案内は全くありません。
タキシング中に照明が落とされ、鮮やかなスカイインテリア照明が出現。
エアアジア一色。何機いるのでしょう。
バンコクの夜景を眼下に針路を北に日本を目指します。
無料の機内食がある?!
往路同様、バンコク発でも無料のパンと水の提供があります。
深夜フライトは寝て朝焼けを堪能
深夜便は景色を楽しめないなんて大間違い。
早朝の東側座席からは地平線から上る朝日を楽しむことができます。
この幻想的な空を多くの東側座席の乗客が撮影している音が機内に響き渡っていました。
福岡空港 R/W16着陸
50R番スポット到着
朝日に見入っていると急に雨雲に突入。
激しい揺れが続き、視界が開けたと同時に嵐の福岡空港に着陸しました。
ターミナルビルから少し離れた駐機場・・・福岡でもオープンスポットですか。
少し遅延を取り戻し、16分遅れでの到着となりました。
乗客が少ないので降機は一瞬。
時間があったので、L1扉上部にあるプレートを撮ってみました。
屋根付きのパッセンジャーステップ車で降機しバスに乗車。
約6時間搭乗した機体とお別れです。
搭乗率が低いのが少し心配ですが、逆に激安なのに3席占有できてラッキーでした。
寝るのに適したシートではないので、機内で寝たい場合はネックピラーなどのアイテムを用意することをオススメします。