
機材は国内で運航されている唯一のドルニエ社製の旅客機です。
フライトログ
搭乗日 | 2020年1月 |
航空会社 | 新中央航空(CUK) |
便名 | CUK106 |
出発空港 | 大島(OIM) |
到着空港 | 調布(RJTF) |
区間マイル | 64マイル |
飛行時間 | 23分 |
機種 | Dornier Do 228NG |
機体記号 | JA35CA |
クラス | エコノミー |
座席番号 | 2C |
FLIGHT LOG BOOK
チェックイン
大島空港は羽田便を運航していた全日本空輸(ANA)の撤退後、調布線を運航する新中央航空(CUK)と東京愛らんどシャトルを運航する東邦航空(THK)の2社のみが運航しています。
チェックインは1名ずつの対応。
東邦航空のヘリコプター搭乗の時と同様、チェックイン時に体重を申告し、機内持ち込み手荷物の重さも測られます。
最初、機内持ち込み手荷物を持たずにカウンターに行ったため、チェックインさせてもらえませんでした。
機体が小さいのでバランスがとても大事なんでしょうね。
さて、今回乗るのは13時35分発の106便です。
新中央航空はNCAと表記していますが、ICAOの3レターコードはCUK。
ICAOの3レターコードによるNCAは国内唯一の貨物専門航空会社、日本貨物航空です。
展望デッキでお出迎え
展望デッキで今回の搭乗機、ドルニエ Do228NGをお出迎え。


全長16.56m、全幅16.97m、乗客19名だけの小さな旅客機です。
保安検査
搭乗直前に保安検査を受け搭乗エリアへ。
保安検査場にはX線検査装置はなく、鞄などの手荷物は全部中身を確認されました。
小さな飛行機なので機内にはCAはいません。
そのため搭乗エリアに救命胴衣のつけ方などの説明が事前にあります。
搭乗エリアの大きな窓からはガラス越しに搭乗機が見えています。
搭乗開始
ボーディングブリッジの階段を下り、機体へ。
徒歩搭乗では写真を撮りまくり!
ボーディングドア(搭乗扉)は機体左後方なので機体をぐるっと回ります。
反対向きに停めればもっと早く搭乗できそうですけどね。
さっきまで乗っていた東邦航空のシコルスキーが横にいました。


搭乗前に座席を告げられる
搭乗。
この小さな扉から機内へ。扉のすぐ奥にはすぐ座席。
そして座る座席は扉の前で告げられます。
乗客の体重や機内持ち込み手荷物の重さからバランスを計算して乗客の配置を決めているようです。
今回指定された座席は「2C」。
機内環境
座席配列は1-1。とにかく狭いです。
2Cは前から2番目の進行方向右側。
狭い通路を抜け、着席。
頭上の手荷物棚もないため、荷物は足元に。
コックピットは薄い扉(?)を挟んだすぐ目の前にあるため、パイロットの声が少し聞こえます。
窓からはプロペラがよく見え、飛行機好きの僕にとっては一番いい席が当たりました。
出発。
大島空港R/W03離陸。
離陸後はすぐに海に出ました。
シートポケットの中身
全てラミネート加工して作ったと思われる手作り。
裏表の両面印刷となっています。
低高度で関東上空を遊覧飛行
右側に見えてきたのは三浦半島。
横須賀方面を見ながら、次に見えてきたのは横浜市内。
ランドマークタワーもはっきり。
視程がよかったため、遠くにスカイツリーも見えました。
降下開始。
あっという間に調布飛行場にR/W17で着陸。
調布飛行場83番スポットに到着です。
隣には別のドルニエの姿も。
降機。
搭乗時に撮れなかった機内写真。
座席は前から7列が1-1配列、後方2列が2席、3席となっています。
貨物室は後方座席の幕の裏にあると思われます。
通路と出入り口が狭いので降機も大変です。
預け手荷物は台車で。
徒歩でターミナルへ。
最後はターミナル2階の展望デッキから搭乗機をお見送りします。



そんな中、無理な態勢で写真や動画を撮影していたので酔っちゃったのは内緒ですw
飛行場までのアクセスが課題の調布飛行場ですが、伊豆諸島への旅行には国内で唯一運航されているドルニエで行くのもおもしろいですよ!
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