JALのポイントアップキャンペーンを利用してステータス獲得
その行程や実際にかかった費用をご紹介します。
コロナ禍での修行は迷惑と考える人もいるかもしれませんが、僕はしっかりとコロナ対策をしていけば大丈夫という考えです。
JALやANAのステータス(ステイタス)については、以下の記事で詳しく書いています。
諦めかけた「ステータス修行」
3月に修行することを決めて航空券を購入。
その後新型コロナウイルスの感染が拡大し、状況はどんどん悪化していきました。
その影響でかなり多くの運休便が発生し、特に地方住みの僕は全然飛行機に乗れない状況に。
一時期の熊本空港の発着便数はなんと6便(3往復)だけでした。
一番発着便数の多い日で約80便(40往復)も飛んでたのに、それだけ飛ばなくなってしまったんですよ。恐るべしコロナ・・・
「このまま修行ができずに終わってしまうのではないか・・・」
そんな思いもよぎりました。
始発便から最終便近くまで一日中飛行機に乗って搭乗ポイントを稼がないといけないのに、6月の段階では熊本発羽田行きの初便は昼過ぎ…。
そんなダイヤじゃステータス達成に何日かかるのって感じですよね。
その後少しずつ運航が戻るようになり、7月からJALは熊本空港のナイトステイ(夜間駐機)を再開。
そしてなんとか7月中にJALのステータス修行を終えることができました!!
ナイトステイが再開されなければ修行を諦めるところだったので本当に間一髪って感じです。
実はANAのマイレージ修行も予定していましたが、残念ながらすべてキャンセル。
特別対応期間が6月末までなうえ、熊本空港の発着が一時期ゼロになるほどの大減便が行われたため諦めました。
地方在住必見!熊本発JGC修行の全貌
羽田ベースの人たちは修行しやすい環境ではありますが、地方住みは単価のあまりよくない路線を挟まないといけないので少々辛いですよね。
行程と獲得ポイント
まずは50,000FOPを獲得してサファイアを達成させるために搭乗した路線とFOPを発表します。
搭乗月 | 路線 | クラス | FOP |
JALカード 初回搭乗FLY ON ポイント |
5,000 | ||
1 | 女満別 新千歳 |
Y | *222 |
3 | 石垣 与那国 |
Y | 1,120 |
3 | 与那国 石垣 |
Y | 1,120 |
7 | 熊本 羽田 |
J | 1,932 |
7 | 羽田 那覇 |
Y | 2,952 |
7 | 那覇 羽田 |
Y | 2,952 |
7 | 羽田 那覇 |
Y | 2,952 |
7 | 那覇 羽田 |
J | 3,344 |
7 | 羽田 那覇 |
Y | 2,952 |
7 | 那覇 羽田 |
Y | 2,952 |
7 | 羽田 熊本 |
Y | 1,704 |
7 | 熊本 羽田 |
J | 1,932 |
7 | 羽田 那覇 |
Y | 2,952 |
7 | 那覇 羽田 |
Y | 2,952 |
7 | 羽田 那覇 |
J | 3,344 |
7 | 那覇 羽田 |
J | 3,344 |
7 | 羽田 那覇 |
Y | 2,952 |
7 | 那覇 羽田 |
Y | 2,952 |
7 | 羽田 熊本 |
J | 1,932 |
FOP合計 | 51,562 |
1月と3月の搭乗は修行などと考えずに購入したものです。
ステータス修行を行ったのは7月からで、見ての通りFOP単価がお得な王道の羽田〜那覇便に乗りまくり。
- 熊本→羽田→那覇→羽田→那覇
- 那覇→羽田→那覇→羽田→熊本
上記2日間の行程を2回行いました。
FOP2倍の特別対応期間は2月1日〜7月31日搭乗分なので、1月に乗った女満別〜新千歳線は通常のFOPですが、それ以外はすべて2倍に計上されていました。
よって3月に搭乗した石垣〜与那国便の2倍計上は棚ぼたですね。
空席があれば是非ともアップグレードすることをオススメします。
ちなみにフライトログはこんなかんじに…w
搭乗ログはアプリで記録しておくと、後々楽しめます。
JALカード初回搭乗FLY ON ポイント ボーナスキャンペーン
JALのステータス修行で一番お得と感じられるのが「JALカード初回搭乗FLY ON ポイント」。
JALカード会員がキャンペーン期間中、対象路線に対象運賃で搭乗すると、JAL便の初回搭乗に対して、通常のFLY ON ポイントおよび搭乗ボーナス FLY ON ポイントに加え、さらにボーナスポイントとして5,000FLY ON ポイントが積算されるというもの。
簡単に言うと、JALカード会員がその年のJAL便初回搭乗時に5,000ポイントを獲得できるキャンペーンですね。
これが一番上に計上されています。
まだJALカードを持っていない人はモッピー経由で入会するとお得です。
下記記事経由で登録→カード発行で9,500円分のポイントがゲットできます。
かかった費用
続いて航空券購入費用をご紹介。
7月の修行で搭乗した16便は、すべて普通席を事前購入していました。
その合計は201,280円。
クラスJに当日アップグレードしたのは6便なので、6便 × 1,000円 = 6,000円
石垣と与那国の往復で合わせて16,100円
よって、JALのサファイア会員になるためにかかった費用は・・・
223,380円!
気になるFOP単価は・・・
223,380円 ÷ 51,340FOP ≒ 4.35円/FOP
という結果になりました。
5円を下回る4円代で達成できたので結構いい結果ではないでしょうか。
※女満別〜新千歳線搭乗分(7,170円)は計上しなくてもステータスを達成できているので割愛しています。
見事JALサファイア会員になった!
修行終了2日後にすべてのFOPが反映され、見事JALサイトでの表示が変わりました!
最初はノーマル(平会員)でしたが、修行1回目終了後には30,000FOPを超えてクリスタル表示に。
修行2回目終了後に計算通り50,000FOPを超え、サファイア表示になりました。
今回は新型コロナウイルスによる特別対応として、FOP2倍の恩恵を受けることができましたが、通常なら単純計算でこの倍となる8日間の行程で約40〜50万円の費用がかかることになりますね。
JALステイタス会員だけのサービス
サファイア以上のステイタスを獲得すると、JALグローバルクラブ(JAL GLOBAL CLUB/JGC)への入会資格が与えられ、入会案内が届きます。
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- JALダーナーズカード
- プラチナ
上記のいずれかのJGCカードに入会するとカードを持ち続ける限り自動更新されそのステイタスが維持され最高のサービスを受け続けることができます。
サービス一覧
- 名前入りのノベルティ
- ボーナスマイル
- JGC会員専用予約デスク
- 予約時の優先キャンセル待ち
- 前方座席指定サービス
- 専用カウンターでのチェックイン
- 空港での優先空席待ち
- JALグローバルクラブ エントランス
- JALファストセキュリティレーン(成田国際線)
- 空港での優先搭乗
- 受託手荷物無料許容量優待
- プライオリティバゲージサービス
- 空港ラウンジ利用
- ホテルニッコー&JALシティでのサービス
- 東急ホテルズでのサービス
- ホテルラウンジ、バーの利用
JALとANA、修行しやすいのはどっち?
JALとANA、どちらの航空会社のステータス修行をするか悩んでいる人もいるはずです。
もちろん自分がベースとし、よく利用する空港に就航している航空会社や就航路線で判断すればいいとは思いますが、「どちらでもいい!」や「できるだけ低予算で修行したい!」なんて人にオススメするのはJALの修行です。
JALはスタートラインが少し前
前述しましたが、「JALカード初回搭乗FLY ON ポイント」はやっぱりお得。
JALの場合、この5,000FOPがあるので、JALグローバルクラブ(JGC)に入会できるサファイアステイタスには、実質 50,000 − 5,000 = 45,000 FOPで到達できることになります。
ANAの場合はこのようなキャンペーンがないので、ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会できるプラチナステータスには50,000プレミアムポイントそのものが必要となるのでどちらがステータス修行するのに費用が安く済むかというと、もちろん5,000ポイントのキャンペーンのあるJALということになりますよね。
これからはポイ活でマイルを貯めてタダでステータスを感じる生活へ
マイル修行を終えてステータスを保持したら、今後の特典としてこんなサービスが受けられます。
- 国内線特典航空券先行予約サービス
- 国内線前方座席指定サービス
- 専用のカウンターでのチェックイン
- 空港での優先空席待ち
- JALファストセキュリティレーン(成田国際線)
- 受託手荷物無料許容量優待
- プライオリティバゲージサービス
- 空港ラウンジの利用
- 優先搭乗
ちょっと嬉しい特典ですよね。
マイルを稼ぐには飛行機に乗ることはもちろん、ポイ活でもJALマイルがざくざく貯まります!
ポイ活については別の記事で詳しく解説していますので是非ご覧くださいね。
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