熊本空港(KMJ)の冬の醍醐味「だるま夕日」を見る方法

冬になると飛行機と滑走路に沈む夕日を絡めたショットが撮れると有名です。
今回はその撮影ポイントについて解説していきます。



ベストシーズン
11月~1月です。
この時期以外は滑走路に夕日は沈んでいきません。
撮影ポイントはどこ?
アクセス・駐車場
行き方を図で表してみました。
空港のターミナルビルから車で行くと仮定して白点線ラインを引いています。
2通りありますが、どちらも車がないと行くのは大変です。
距離にして3.5㎞~4㎞。
熊本空港の滑走路が3000mなのである程度距離感がわかりますよね。
駐車場はありませんが、車を止めるスペースがあるので自己責任で駐車してください。
熊本空港の撮影スポット一覧はこちらでも確認できます。
撮影の向き・夕日の沈み方
先ほどと同じ図となります。
滑走路の延長線上、右上の赤で「ポイント」と表した部分が今回のポイント。
太陽は左下の黄色の矢印の向きで沈んでいくので、タイミングがよければ滑走路上の飛行機と絡めて撮影することができます。
シーズンになると平気で100~200人のカメラマンで溢れます。
注意してほしいこと
このポイントはトウモロコシ畑で、県有地(熊本県の土地)のようです。
タバコやゴミのポイ捨ては絶対にやめてください。
また、場所取りのために脚立や三脚を放置したりするのもやめてください。
実際にこんな貼り紙がフェンスに貼られていました。(2019年11月29日確認)
この場所で撮影できなくなってしまうかもしれません。
実際に撮った写真(夕日のない構図)
R/W07着陸



このポイントがあるR/W25側が高い位置にあり、太陽が落ちるR/W07側が低い位置にあります。
なんとその高低差は41feet(約12.5m)にもなります。
R/W07側から1000m付近まで急勾配になっているため、R/W07で着陸した航空機は一時滑走路に機体が隠れます。
画像:AIP JAPAN
ジェットスター・ジャパン(JJP)A320-200
全日本空輸(ANA)B737-800
R/W25離陸



男前な写真が撮れますよ!
ジェットスター・ジャパン(JJP)A320-200
ソラシドエア(SNJ)B737-800
実際に撮った写真(夕日を入れた構図)



R/W07着陸
全日本空輸(ANA)B737-800



R/W25離陸
ソラシドエア(SNJ)B737-800
これはポストカードにもしました。
日本航空(JAL)B767-300 「JAL DREAM EXPRESS 90」塗装機



が、エンジンのブラストで気流が乱れ、太陽と重なる付近では機体がピンボケのようにモワモワになってしまいました。
日本航空(JAL)B767-300



太陽の位置はこんなにも変わります。













少々機体のモワモワ感は残りますが、これが望んでいた構図だったのです!!





ご質問があればお気軽にコメントにてどうぞ!
ちなみに、この写真はTwitterにて自分史上最大のRTをいただいて嬉しい限りです。
2019.01.03
昨日は気象条件、タイミング、全て完璧でした!#熊本空港 #だるま夕日 #JAL #B767 pic.twitter.com/FEiOOaghAJ— KUMARIAIR (@kumariair) 2019年1月4日