機体番号は「80-1112」、2機あるうちの2号機です。
2018年度いっぱいで退役した旧政府専用機B747-400が2018年12月に飛来した以来、約8ヶ月ぶりのシグナスです!
政府専用機とは
政府が所有・運航を行い、政府要人の輸送、在外の自国民保護などのために使用される航空機(政府専用機)である。
防衛省航空自衛隊が管理および運用を行なっている。引用:wikipedia
普段は新千歳空港のある航空自衛隊千歳基地に格納され、主に千歳基地で訓練をしているので新千歳空港まで行けば見れます。
地方空港にこの大型のB777-300が飛来することはとても珍しく、現在ベースとしている「熊本」で見る政府専用機は格別です。
正式名称
- 政府による正式呼称「日本国政府専用機」
- 航空自衛隊における正式名称「特別輸送機」
- 英語表記「Japanese Air Force One/Two」
保有している2機は次のように表記されます。
【1号機】80-1111 | Japanese Air Force One |
【2号機】80-1112 | Japanese Air Force Two |
コールサイン
間違ってはいないんですが、誤解している人もいるので説明します。
乗員の訓練やフェリー(回送)時のコールサインは「Cygnus(シグナス)01 or 02」が使用され、天皇陛下や総理大臣を乗せた任務飛行時のコールサインは「Japan Air Force(ジャパン エア フォース)01 or 02」が使用されます。
要人を乗せた任務飛行時は「Japan Air Force」なので、その際は「シグナス」と呼べないんですよね。
うんちくより撮影写真を
今回はタッチアンドゴーを3回、着陸1回、離陸1回と5回も離着陸を撮影するチャンスがあったので、次のような撮影ポイントをチョイスしました。
(3回目のタッチアンドゴーは撮り逃してます・・・)
- 【D】R/W25側草地(1)
- 【B】外周ポイント(1)
- 【C】外周ポイント(2)
- 【B】外周ポイント(1)
1.【D】R/W25側草地(1)
前方の崇城大学のセスナとの距離が近すぎたため、管制官からゴーアラウンドの指示が。
そのた新型シグナスB777-300ERの熊本空港デビューは、ゴーアラウンドとなりました。
その後空港北側を一周し、タッチアンドゴー1回目。
400mmの超望遠レンズは遠くまで撮影できますが、この時期はメラメラがすごくなかなか鮮明な写真が撮れません。
2.【B】外周ポイント(1)
タッチアンドゴー2回目。
少々逆光ですが、このポイントが一番安定した写真を撮ることができます。
思いのほか上がりが早かったので思っていた構図ではありませんが。
3.【C】外周ポイント(2)
撮影ポイントを移動したため、3回目のタッチアンドゴーは間に合わず、タッチアンドゴーではなく着陸。
今年3月に新千歳に見に行った時は旧政府専用機のB747-400ばっかに目がいってましたが、改めて見ると超かっこいい!
4.【B】外周ポイント(1)
着陸後3000mの滑走路1番奥まで行き、T7から誘導路に離脱し停止。
乗員交代をしていたと思われます。
千歳基地に戻るためR/W07へタキシング。
熊本空港でのミッションを終え、北海道の千歳基地に戻って行きました。
何回見ても興奮してしまう飛行機。また熊本に来てくださいねー。