
とことん飛行機に乗りまくる!
今回は全日本空輸(ANA)のエアバスA321neoに乗って東京羽田空港から九州佐賀空港へ。
搭乗するのはANA国内線上級クラスのプレミアムクラスです!
搭乗レビュー



2023年2月某日。
ANAのアップグレードポイント消費のため、搭乗2日前にアップグレード成功です!
フライトログ


NH981 HND-HSG A321neo
羽田空港第2ターミナル(2タミ)1階。
この1階はすべてバス搭乗。ここからバスで沖止めスポットに向かいます。
今回の佐賀行きは506番搭乗口。


72番のPBBスポットなのにバス搭乗
バス搭乗での優先搭乗とは、バスに優先的に乗れるだけであって優先的に自分の席に座れるわけではありません。
できるだけ航空会社はバスの運行本数を抑えたいのか、寿司詰め状態で飛行機に向かいます。
バスで到着したのはオープンスポットではなく、2タミに連接し、搭乗橋(PBB)が付けられた72番スポット。


ボーディングブリッジの下にバスが止まりました。


なぜ搭乗橋があるのにバスで移動してきたのか?
以前は国内線専用として運用されていた第2ターミナルビル。
羽田空港の国際線増加に伴い2020年3月に国際線施設が拡充され、66〜69番搭乗口は内際共用で時間帯により国内線と国際線を使い分けるスイング運用となり、71〜73搭乗口は国際線専用スポットとなりました。
ということはこの72番は国際線専用スポット。


せっかく国際線施設を整備した2タミですが、コロナ禍で国際線が激減したため、第3ターミナル(旧国際線ターミナル)だけで事足りることに。



ターミナルビル内の搭乗口は国際線施設となっているためPBBは使用できず、国際線が駐機されるはずの72番スポットに国内線運用便が駐機した場合は、このようにバスに乗って移動し、オープンスポットとして搭乗する運用をしているのでしょう。
バスを降りると階段が付いたパッセンジャーステップカーで飛行機に乗り込みます。


グランドレベルで飛行機を見れるのはやっぱり嬉しい。


ところで今回はプレミアムクラスに乗るわけですが、バス搭乗はやっぱり優先搭乗の意味はなし。


ステイタスや搭乗クラスなど関係なく早い者勝ちといった感じで乗り込んでいきます。


Premium Class Seat 1A
今回の座席は1A。
2-2配列の2列分、全8席あるプレミアムクラスの前列進行方向左窓側席。


プレミアムクラスは客室最前方にあるので、この席が客席最前列となります。


窓からの景色。
ボーディングドアすぐ後ろの席のため、ステップ車が真横に。


着席した目線はこんな感じ。右側にギャレーが見えます。


目の前は仕切り壁があり、モニターとポケットが設置されています。
壁の裏にはボーディングドアとCAさんが座る席。




隣のシートとの間には顔の高さに仕切り。


リクライニングはひじ置きの下、太ももの横にあります。


西方面行きRunway 05離陸後見える景色
離陸滑走路はDランウェイ05。
北風運用では、西方面に向かう便は基本的にこのD滑走路の05から離陸することとなります。


離陸後は東京都心を見ながら上昇。


すぐに大きく右旋回。
眼下には羽田空港ランウェイ34に着陸する飛行機が見えます。


最前列のため前の座席に備わったヘッドレストモニターはなく、モニターは壁に付けられています。
それに加えてひじ置き下からパーソナルモニターが登場!


モニターが2つも見られるので少し得した気分に。


少し物足りない?朝食メニューの機内食
それではプレミアムクラスお楽しみの機内食を。
このようにプレートにセットされて提供されます。


ボックスに入ったメインとカップに入ったスープ、自分でオーダーしたドリンク。


- 厚焼き玉子のサンドイッチ
- 生ハムとポテトのデニッシュ
- オニオンとクルトンのスープ


朝食メニューなので軽めの内容となっています。


京都風に言うと「お上品な量」ってな感じです。


阿蘇・熊本空港・雲仙を見下ろしながらの降下
熊本県上空に入ると降下開始。
眼下には阿蘇のカルデラ。




熊本空港も見えています。


島原の街と雲仙岳。かなり高度が下がりました。


有明海の海苔の養殖を見ながらの着陸
有明海を北上し、目的地の佐賀空港が見えてきました。


最終の着陸態勢に入ると有明海いっぱいに敷き詰まった海苔の養殖場が真下に。


多くの河川が流入するこの有明海は、河川からのミネラル豊富な栄養塩が流れ込むため、おいしい佐賀海苔が作られるようです。




佐賀空港到着
佐賀空港ランウェイ29に着陸。


平行誘導路がないため滑走路端でUターン。


有明佐賀空港改め、九州佐賀国際空港に到着。








最前列のため、PBBがこんな近くに。


飛行時間1時間37分のあっという間のフライトでした。
プレミアムクラスは快適なのでどれだけでも乗っていられる気分になりますね。





羽田空港では国内線なのに国際線スポットからの搭乗となるなど、貴重なフライトとなりました!
羽田〜佐賀線は比較的プレミアムクラスのアップグレードがしやすいかもしれませんね。
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