【丘珠→函館】北海道エアシステム(NTH)SAAB340B搭乗記。吹雪の中、退役が近づくHACのサーブに乗ってきた

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たーびん
札幌丘珠空港を拠点にコミューター路線を運航する北海道エアシステム(NTH)のSaab340Bに搭乗。
日本エアコミューターのSaab340Bが退役したことにより、国内で唯一サーブ340Bを運航する航空会社となりました。
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フライトログ

搭乗日2020年1月
航空会社北海道エアシステム(NTH)
便名JL2743
出発空港丘珠(OKD)
到着空港函館(HKD)
区間マイル84マイル
飛行時間34分
機種SAAB340B
機体記号JA02HC
クラスエコノミー
座席番号3A
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3レターコードと略称

北海道エアシステム(Hokkaido Air System Co., Ltd)は略称として「HAC」を用いていますが、ICAOによる正式な3レターコードは「NTH」。
今回は一般的に知られている「HAC」を使っていきたいと思います。

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吹雪の丘珠空港

2020年1月の朝、最寄りのホテルから丘珠空港まで歩いて行くのも吹雪で大変な目に。
徒歩20分の間にアウターは凍り付き、全身に積雪。
暖冬と騒がれているのでビックリでしたが、朝から冬の北海道を体感することができました。

空港到着後、展望デッキから搭乗機を確認。
写真では分かりづらいですが、吹雪いています。

今回HACに搭乗する目的

今回このHACのSaab340Bに乗ろうと決意した理由は、今後機材更新が進められ、2020年4月には後継機となるATR42-600初号機が導入される予定になっているから。
この古いSaab340Bは退役しちゃうんですよね。

同じJALグループの日本エアコミューター(JAC)が運航していたSaab340Bはもう退役してしまったため、HACが国内で唯一Saab340Bを運航する航空会社となりました。

除雪作業による遅延

1階JALカウンターでチェックイン。

フジドリームエアラインズ(FDA)のカウンターもありますが、夏季限定運航のため冬季は開いていません。

今回搭乗するのは函館行きのJAL2743便。
同便より前2便は積雪による除雪作業のため出発が遅れているようです。

搭乗口は1か所しかなく、1便ずつしか搭乗できないため、余計遅れるんでしょうね。

搭乗開始

丘珠空港出発の前2便が除雪作業で遅れたため、結局搭乗便も遅れることに。

ボーディングブリッジはなく、徒歩での搭乗です。

吹雪の中、凍った地面に気をつけながら機体へ。

吹雪の中働く係員の人たちもかなり大変そうです。

機体記号はJA02HC。4枚プロペラのサーブに搭乗!

サーブの機内

シートマップ

座席配列は1-2。3列配置の座席数36席となっています。

今回指定した座席は進行方向左側の3A。
進行方向左側は、窓側でも通路側でもある独立したシートとなります。

独立しているとはいえ、小さな飛行機なのでかなり窮屈。
足元はそこまで狭くないですが、横幅が狭く感じます。

この日の搭乗率は高めで、見た感じビジネスマンばかりでした。

シートポケットの中身

安全のしおりやラミネートされた手作りの機内サービスの案内、JALの機内誌「スカイワード」や観光パンフレットが入っています。

丘珠空港 出発

吹雪いているためか、展望デッキには見送る人の姿はありません。

地面が見えないため、どこを走っているのかもわかりません。

吹雪の丘珠空港をR/W14で離陸。

窓に付いた雪が邪魔でなかなか外の撮影がうまくいきません。
離陸したら吹き飛ばされるであろうという期待も虚しく、雪は結構しぶとい…。
雨ならすぐに吹き飛んでくれるんですけどね。

エンジンに付いたこういう汚れが年季を感じれて結構好きだったり。

函館空港 到着

飛行時間が短く、揺れる低高度を飛行(後で調べたら巡航高度15,000フィート)するので機内サービスはありません。

そんなこんなで外の景色がまともに見えだした頃、進行方向左側に海が見えてきました。

かなり高度を下げていたようで、まもなく函館空港に着陸の模様。

あっという間に函館空港R/W30に着陸。
飛行時間は34分でした。

スポット6番へ。

スポットイン!

降機時になんとか機内全体の撮影をすることに成功。

函館空港でも大好きな徒歩での降機となりましたが、外気温0℃と強風もあり、超寒かった!

機体をこんなに近くで撮影できるからオープンスポットは好きなんですけどね。

たーびん
Saab340Bに搭乗するのはおそらくこれが最後。
乗ることができていい思い出になりました。

後継機のATR42-600はSaab340Bより機内も広く、乗り心地がかなりよくなっているので利用者にとっては嬉しい更新となるはずです。

 

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