LCCでの6時間のフライトでしたが、大型機のB777-200なので意外と快適に過ごせました。
セールで片道約1万円でゲットできたので超お得なフライトです。
フライトログ
搭乗日 | 2018年11月 |
航空会社 | ノックスクート(NCT) |
便名 | XW111 |
出発空港 | 関西(KIX) |
到着空港 | ドンムアン(DMK) |
区間マイル | 2580マイル |
飛行時間 | 5時間31分 |
機種 | B777-200 |
機体記号 | HS-XBA |
クラス | Y エコノミークラス |
座席番号 | 38K→72A |
実際のフライトログブック
CA5人が僕の席に来てログブックを渡してくれるという贅沢なおもてなしまで…。お忙しい中、恐縮です。
ちなみに僕はいつもセルフ用とお願いする用の両方で記入しています。
忙しくて書いてもらえない場合もあるので…。
関西国際空港 第1ターミナル カウンターD
現在のところノックスクートではWebチェックインはなく、出発の3時間前にオープンするカウンターでのチェックイン。
カウンターはビジネスクラスにあたる「Scootbiz」とエコノミークラスの「economy」で分かれています。
出発(8:30)1時間半前の7時に行った時は「Scootbiz」カウンターには誰もいませんでした。
機内持ち込み手荷物はチェックインカウンターで計測
10分程並んでチェックイン完了。
持ち込みでも7kgまでなので、乗られる方はご注意を。
計測された機内持ち込み手荷物にはシールを貼られました。
北ウィング 8番搭乗口
出発50分前には「Scootbiz」と前方座席は搭乗開始。
いつも思うのが国際線って本当に搭乗時間が早い。
特に今回は大型機のB777-200なので乗客が多く余計でしょうね。
出発35分前には全ての乗客の搭乗が開始されました。
出発時刻の20分前には搭乗を締め切り、遅れてしまうと乗れないのでお気をつけください。
搭乗機とご対面
さて、今回の搭乗機はLCCには珍しい大型機であるB777-200。
ノックスクートはその名のとおりタイのノックエアとシンガポールのスクートが合併して設立された航空会社。
機体の塗装はスクートがベースになっており、顔にはノックエアお馴染みの鳥のクチバシが描かれています。
機種ごとに名前がつけられているようで今回の機体は「Proud」。
機体番号はHS-XBA。
元シンガポール航空のノックスクート初号機です。
機体入り口では美人CAによる搭乗券の確認。
このフライトは2名のパイロットと9名のCAが搭乗しています。
日本人CAは1名のみでした。
LCCノックスクートの座席
ノックスクートが使用しているB777-200の座席数は415席。
economyが391席、Scootbizが24席となっています。
座席配列は機内前方のScootbizは2-4-2、economyは3-4-3で後方の一部は2-4-2という仕様です。
機体前方のeconomy。
壁の向こうにはScootbizの座席が見えます。
Scootbiz(スクートビズ)
画像:ノックスクート公式HP
ビジネスクラスにあたるscootbizの仕様
- 革張りでフットレストと肘掛け付き。
- 足元スペース96.5cm、幅55.1㎝、リクライニングは20.3㎝まで可能
- 座席電源
- ノックスクートの中でも経験豊富なスタッフが対応
- 飲み物付きの機内食
- 受託手荷物20kgまで無料
- 機内持込手荷物2個、15kgまで
- 搭乗者名・フライト日時の変更が出発日の2日前まで可能(変更手数料・料金差額分が加算)
economy(エコノミー)
通常のエコノミーでも4種類の座席があります。
スタンダードシート(ブルー)
足元ピッチ78.7cm
スーパーシート(イエロー)
足元ピッチ90cm
※ペア(2席)仕様のラブシート
ストレッチシート(イエロー)
足元ピッチ91.4cm
※ドア付近・仕切り壁に面するシート
スクートインサイレンス
※Scootbizキャビン後方の11歳以下利用不可の静かなシート
各座席指定料(2018年10月19日現在)
ストレッチシート (Nok Scoot in silence) |
3700円 |
スーパーシート (Nok Scoot in silence) |
2100円 |
スタンダードシート (Nok Scoot in silence) |
1500円 |
ストレッチシート (Other Zones) |
3100円 |
スーパーシート (Other Zones) |
1800円 |
スタンダードシート (Other Zones) |
1200円 |
イエローシート
一番前はストレッチシートで2〜4列目はスーパーシートですね。
今回の座席はこちら。38Kです。
予約時に座席指定料2600円を払ってスーパー・シート(イエロー)を予約していたのですが、カウンターでの手違いによりノーマルのブルーシートになっていました。
飛行中にイエローシートに座席を変更してもらえたのでそれは後ほど。
ブルーシートの足元の広さ
足元ピッチは31インチ(78.7cm)。
国内LCCの29インチ(73.7cm)よりは5cmも広いので長時間の飛行でもそこまで苦痛ではないでしょう。
座席からの眺めです。
関西国際空港 R/W06R 離陸
大型機の安定した離陸。
シートポケットの中身
シートポケットには安全のしおり・免税品・機内食の冊子が入っています
ノックスクートはグッズが非常にかわいい!
機内販売で右上のブランケットを買いたくてCAさんにお願いしたのですが、このフライトでは機内食以外の免税品や機内販売商品を積んでいなかったようです。んー、残念!
スーパーシートの足元の広さ
ブルーシートのキャビン。
機体後方を見るともともと指定していた座席が空いていたので、CAさんに事情を説明し、予約確認書を見せて座席を変更してもらいました。
機体最後方から3列目、スーパーシートの72Aです。
ブルーシートより足元ピッチが11.3cmも広くシート幅も少し広く快適。
この機材の座席配列は3-4-3ですが、機体後方の4列のみ2-4-2配列となっています。
だからこのシートを選ぶんですよね。快適さが全然違います。
2001年にシンガポール航空で登録され、2014年からノックスクート初号機として運用している機体ということだけあり、少し機体の古さが感じ取れます。
ドンムアン空港 R/W21R 着陸
南シナ海を渡り、ベトナム、ラオスを越えて、タイ・バンコクに降下開始。
バンコク・ドンムアン空港に到着しました。
シートモニター・USB電源・機内Wi-Fiなどはないですが、セール運賃で片道1万円でバンコクまで来れちゃうなんてとてもお得でした。
LCCとはいえ、大型のB777-200のため到着しても400人ほどの乗客が降機するのでなかなか機外に出ることはできません。
スポットは12番。
LCC専用空港のドンムアン空港はノックエアやライオンエアのB737、エアアジアのA320などの小型の機材が多いため、スクートのB777やエアアジアXのA330のような大型の機材は北端の12〜15番スポットに割り当てられることが多いようです。
入国審査の混雑状況は?
到着後はすぐに入国審査場にダッシュ!!
このドンムアン空港は慢性的に入国審査の混雑が発生しています。
現地時間12時半頃に到着した今回は急いで行ったこともあり、15分ほどで入国できましたが、以前外国人の入国待ちが4〜5時間にも及び、非難殺到でニュースにもなったほどです。
実際に見てみると入国審査官がとても少なく、処理が追いついておらず僕の後方にはかなりの行列ができていました。
乗り継ぎや到着後に予定を入れる際は余裕を持った計画にした方がいいですよ。
ノックスクート予約方法
JALやANAだとマイルを貯めたり使ったりという都合があるので公式サイト一択ですが、ノックスクートは普通に予約するだけなのでノックスクート公式か、