武漢からのチャーター機に使用された理由とは?羽田空港国内線第2ターミナル北側のサテライト施設に迫る

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サテライトに到着した武漢からのチャーター機

新型のコロナウイルスの拡大を受けて1月28日午前と30日午前、武漢から帰国を希望する日本人を乗せたチャーター機が羽田空港国内線第2ターミナル北側のサテライト施設に到着しました。

このサテライトは連絡バスを使用しなければ第2ターミナルのメインターミナルと往来できないため、一般の空港利用者と武漢からの帰国者の接触がないことから選ばれたそうです。

flightradar24で確認

武漢(Whuan/WUH)から羽田(Tokyo/HND)に向けて全日本空輸(NH/ANA)のボーイング767-300(JA607A)が2回運航されたのが確認できました。

武漢から上海や九州、四国、紀伊半島上空を通り、東京まで飛行したのがわかります。

たーびん
さて、この独立したサテライト施設とはどんなところかご存知でしょうか?

ここ最近、何回か羽田空港からの全日本空輸(ANA)便を利用していますが、二度もこのサテライト施設出発便にあたったので写真とともに詳しくご紹介したいと思います。

早朝の八丈島行きと夜の熊本行きの2回利用してるので、外が明るい写真と暗い写真が混ざってますが、ご了承ください。

搭乗口は46・47・48

羽田空港国内線第2ターミナルの発着案内板。
この時利用したのは07:30発の八丈島行き1891便。
搭乗口46番はサテライトと書いてあります。

第2ターミナルからは連絡バスで行く必要があり、A保安検査場通過後、左に約150mのところにバス出発口があります。
そこから連絡バス乗り約3分で到着。

52番搭乗口付近からはガラス越しにそのサテライト施設がよく見えます。
皇族やVIPなどが利用する貴賓室の向こう、406番407番408番スポットに駐機する飛行機がこのサテライト施設使用機となります。

サテライトまでの行き方

A保安検査場を通過して左に進むと大きく「サテライト行きバスのりば」の案内があるので迷うことはありません。

1階へ。
階段だけでなくエスカレーターやエレベーターもあるので安心ですよ。
1階では46〜48番搭乗口専用の案内板やバス搭乗ゲートがあります。

サテライト専用連絡バスに乗り込み出発。
ちなみに何分置きにバスが発車するのかはよくわかりませんが、お客さんがある程度乗ると出発するので、みんな椅子に座れると思います。

貴賓室。

日本や世界の皇族や国王などのVIPが利用する施設。
総理大臣がこの建物の前でぶら下がり会見を行っているのを見たことのある人も多いはず。

昨年の即位の礼では、このVIPスポットが大活躍でしたね。




サテライトに到着。
エスカレーターで2階にあがります。

サテライト内部

ずどーんと広い搭乗口が現れました。
2階が出発専用階となっています。



椅子やソファーも。

上階の3階は到着専用階。

椅子周辺にはAC電源やUSB電源に対応した充電スペース。
何ヶ所もこれがあったので充電も安心です。

ソファ席もあります。

窓側には超VIPな椅子もあります。

このリクライニングしたシート。
早めに来てこの席でゆっくりするのもいいですね。

飛行機に乗る前には行っておきたいトイレももちろんあります。

広いトイレや授乳室も完備。

売店は1店舗のみ。ANA FESTAがあります。

搭乗

46番から搭乗。

ボーディングブリッジがあるので雨に濡れることはありません。

出発時には閉鎖された上りエスカレーターと階段。

到着旅客はここから上階に行く流れとなっています。

正面から見たサテライト

出発後に機内からサテライトを撮影することができました。
左から48番、47番、46番搭乗口となっています。

よく見ると一番左の48番搭乗口だけボーディングブリッジが1本だけですね。

サテライトを使用する便はどこ行き?

一概にはどこ行きの飛行機がこのサテライトを使用するかは言えませんが、比較的小さな機材の便で使用されると言えるでしょう。

僕がこのサテライトからの搭乗となった機材は、八丈島行きのボーイング737-800、熊本行きのエアバスA321でした。


大きな飛行機の場合、たくさんのお客さんがサテライトまで連絡バスで移動しないといけないのは大変ですし、搭乗に時間がかかって飛行機が遅れてしまう可能性もありますからね。

 

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