急遽屋久島行きから鹿児島行きに目的地変更
JAC運航の伊丹発屋久島行きJL2451便を予約
先日、JALグループの日本エアコミューター(JAC)が運航する大阪伊丹発、屋久島行きJL2451便に乗ろうと伊丹空港に行きました。
※2020年にJGC修行の末、サファイアステイタスになりましたが、2022年度に入ってクリスタルに格下げになっています。
大雨でダイバートや欠航発生の屋久島空港
九州南部は梅雨入りしており、鹿児島県の離島、屋久島のその日の天気は終日大雨。
「行ったところで大雨やし嫌やなー。」なんて思いながら、愛用しまくっている航空アプリ「flightradar24」で屋久島空港の運航状況を見てみると、屋久島空港は大荒れの模様。
屋久島空港到着初便の鹿児島発JL3741便はホールド(上空待機)や着陸進入を繰り返した結果、屋久島空港に着陸できず鹿児島空港に引き返していました。
屋久島空港にはILS(計器着陸装置/Instrumental Landing System)が設置されておらず、ちょっとした霧でも着陸できないようです。
搭乗便の条件付き運航のお知らせ
この日のプランは、伊丹(ITM)〜屋久島(KUM)〜鹿児島(KOJ)の2便に乗る予定。
搭乗予定のJA2451便もすでに条件付き運航の案内メールが届いていました。
ジェイエア運航の鹿児島行きJL2407便に変更
こんな雨で屋久島行っても楽しめないなぁ…
なんてことをラウンジで考え始め、思い切って屋久島に行くことを諦め、便を変更して伊丹から鹿児島へダイレクトに行こうと思い立ちました。
そもそもそれができるのかもわからないので、ラウンジのレセプションに行き、係員さんに聞いてみます。
「伊丹〜屋久島〜鹿児島便に乗る予定なんですけど、他の飛行機も着陸できていないほど屋久島空港の天候が悪いみたいなんですが、伊丹から鹿児島にダイレクトで行く便に変更することはできますか?」
「予約変更できる航空券か確認させてください。」
「2便とも特典航空券です。両方条件付きにもなってますし、鹿児島にダイレクトで行って、1便分のマイルは返してもらえたらありがたいんですが。」
「確認いたします。(1分後)こちらでは手続きできませんので、専用カウンターへ一緒に来てください。」
このような流れで保安検査場を一度出て、JGCカウンターへ。
スーツを来た上司と思われるスタッフの方が対応してくださり、便の変更をしてもらうことに。
出発が遅れてるということで、なんと11時00分発の鹿児島行きJL2407便に乗れることになりました。
搭乗予定だったJL2451便の運航はいかに?!
急遽乗ることになった鹿児島行きJL1407便。
ジェイ・エア運航のERJ190です。
結果的に20分遅れの11時20分に出発となり、余裕をもって搭乗。
直前の搭乗予約となったため、クラスJには空きはありませんでした。
伊丹空港で搭乗予定機と並走
当初乗るはずだった屋久島行きJL2451便と同時刻の11時20分に出発となった鹿児島行きJL2407便。
使用機材は日本エアコミューター(JAC)のATR42-600(JA04JC)でした。
通常運航の鹿児島行きJL2407便
鹿児島空港到着後、JL2451便の運航が気になってflightradar24で確認してみると・・・
屋久島空港に着陸できずに鹿児島空港にダイバート(目的地変更)!
定刻(11:20)に出発したにも関わらず、屋久島空港に着陸できず、目的地を変更し2時間30分以上かけて鹿児島空港に到着することとなりました。
もともとのJL2451便に乗っていたら屋久島には行けていませんでしたね。
(ブログの記事にするなら“搭乗便がダイバート”なんておもしろいのかもしれませんが、プロペラ機に気象条件の悪い中を2時間以上乗るのは結構しんどい…)
今回の思いつきの判断は正解でした!
鹿児島空港で再会
鹿児島空港到着後、ターミナルビルでゆっくり食事を済ませ展望デッキにあがると、ダイバートしてきた当初乗る予定だったJA04JCを発見。
なんとも不思議な経験となりました。
後日、手続きの関係でマイルが返ってこないといったトラブルもありましたが、電話して屋久島〜鹿児島の6000マイルは戻ってくることになったので一安心。
以上、今回は少し変わった体験談でした!
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