そこはなんとも縁起のいい名前の「幸福駅」がありました。
「幸福駅」とは
公式サイトにはこう書かれています。
「幸福駅」とは、北海道帯広市幸福町にある旧・国鉄・広尾線沿線内の駅名です。
1987年に広尾線は廃線され、それに伴い駅舎も廃駅される予定でしたが、駅名の縁起の良さ、また、幸福駅ブーム以降も観光客が訪れていることから、廃線後も観光地として存続することになり、人々に幸せを実感していただく『観光ポイント』として生まれ変わりました。
国鉄「幸福駅」は、残念ながら廃線されてしまいましたが、廃線後も縁起のいい名前ということから観光ポイントとして残されているようです。
幸福駅は最高の撮影スポット
駐車場にレンタカーを止め、観光開始。
「愛の国から幸福へ」
幸福交通公園の歴史が看板に書かれていました。
本物の列車が目の前に
先に進むと国鉄時代に活躍していたであろう列車が2両現れました。
雪レフのおかげで写真が映えますね。
単線の線路も残され、その上には、広尾線として帯広~広尾間を走り続けたディーゼル車2両と奥には除雪車1両が、当時の姿のまま残されています。
2車両とも中に入ることができます。
手前の車両はここで結婚式を挙げたカップルの写真や顔はめパネルなどがあります。
恋人同士で鳴らす?幸福の鐘
今なお残されている駅舎の前には幸福の鐘(HAPPY BELL)が設置されています。
切符にで埋め尽くされた駅舎
旧国鉄・広尾線の面影をそのまま残す幸福駅のシンボルの駅舎。
昔懐かしい木造の駅舎跡で、鉄道駅時代は、待合室として利用されていました。
幸福を願う観光客が、自分の名刺を駅舎の壁に貼り付けたことがキッカケになり、以降、訪問した観光客が来訪記念として名刺を貼付することが通例となったようです。
今は名刺よりも売店で売っている切符デザインのポストカードを購入して貼り付けているようですね。
電車好きにも写真好きにも楽しめる聖地でした!