36ぷらす3とは
変わった名前のこの列車。
コンセプトは『九州のすべてが、ぎゅーっと詰まった“走る九州”と言える列車』だそうです。
世界で36番目に大きい島、九州全県を巡る「36ぷらす3」は、5つのルートに、九州を楽しむ35のエピソードをぎゅーっと詰め込んで、お客さまをお迎えします。
ぜひ全ルート楽しんで、お客さまご自身に“36番目のエピソード”を語っていただきたい―
そんな想いを込めました。
この列車で、驚き、感動、幸せをお届けし、「お客さま、地域の皆さま、私たち」でひとつになって、39(サンキュー!)=「感謝」の輪を広げていきます。
曜日ごとに異なる運行ルートとなっており、九州7県を巡る5つのルートとなっています。
- 日曜ルート“青の路”:大分・別府〜小倉・博多
- 月曜ルート“金の路”:博多〜長崎 長崎〜博多
- 木曜ルート“赤の路”:博多〜熊本〜鹿児島中央
- 金曜ルート“黒の路”:鹿児島中央〜宮崎
- 土曜ルート“緑の路”:宮崎空港:宮崎〜大分・別府
木曜日“赤の路”が運行開始
「令和2年7月豪雨」の影響で一部不通となっていた「肥薩おれんじ鉄道」区間の運行再開に伴い、11月19日(木)より『木曜日 “赤の路”』の運行が開始されました。
出発式や各所でのおもてなしなど、至れり尽くせりの36ぷらす3のサービスを堪能してきました。
たっぷりの写真でお届けします!
2020年11月19日 博多駅
向かいのホームには「36ぷらす3」と同じ787系電車が停車していました。
「36プラス3」博多駅出発式
博多駅のホームでは、運行開始を記念して出発式が行われる模様。
乗車・車内を細かくレポート
それでは「36ぷらす3」に乗車しましょう!
車内探訪もしています。
6号車 グリーン席
今回取ったチケットは、グリーン席の6号車。
2日前にチケットを検索して空いていたのは奇跡でしょう。
靴箱も席ごとに用意されています。まるで旅館に来たような気分です。
窓は襖(ふすま)、シェードは簾(すだれ)デザイン。
めっちゃしゃれてます!
5号車 グリーン席
続いて5号車。
こちらの床は畳ではなく、土足で入ることができます。
4号車 マルチカー
この大きなテレビでは、沿線の魅力を伝える動画が上映されています。
この車両では、九州のお茶体験など様々な体験メニューも行うとのことです。
3号車 ビュッフェ
3号車は17年ぶりに復活したというビュッフェ車両。
36ぷらす3の車内限定のグッズや九州の魅力的な飲み物、食べ物が販売され、ビュッフェ中央にはカウンターが設置されています。
こちらで購入したものは後ほどご紹介します。
2号車 グリーン個室
グリーン個室となっている2号車。
原則2号車への車両の移動は禁止なので扉が開いた時に撮影しました。
1号車 グリーン個室
定員4名の個室が4室設置された1号車。
撮影できていませんが、パーテーションの高さを抑え、明るく開放的な空間になっており、クラシックな雰囲気の落ち着いた色調の車両となっているとのこと。
床は6号車と同じ土足禁止の畳敷きになっているようです。
入室禁止のため、画像は公式サイトからお借りしました。
車内販売品
3号車のビュッフェで購入したものをご紹介。
36プラス3の紙袋(有料39円)に入れてもらいました。
オリジナルグッズは、クリアファイル(390円)と風呂敷(500円)を購入。
数々のおもてなし
僕が受けたおもてなしをご紹介しましょう!
プレゼント
国産の畳の9割以上は熊本県産のい草が使用されているようで、6号車の床の畳も熊本県の八代市のものが使用されています。
八代の畳屋さんからのプレゼントが配られました。
い草をもらったのは人生初めてですw
部屋に置いて香りを楽しみたいと思います。
大牟田駅での歓迎
福岡県最南端の市にある大牟田駅では、スピードを減速。
玉名駅での停車・歓迎
玉名駅ではご当地ゆるキャラや地元の方々によるおもてなしがすごかった!
熊本県和水町のゆるキャラ「なごみん」。
金栗四三をイメージしてますね。
熊本県のゆるキャラ集合!
長洲町「ふれきんちゃん」(左)
南関町「トッパ丸」(中)
和水町「なごみん」(右)
熊本県の営業部長兼しあわせ部長のくまモンも来てくれていました!
熊本駅
“赤の路”は博多駅から鹿児島中央駅までの運行ですが、僕のように博多〜熊本間のみの利用も可能です。
実際に利用してみた感想は、九州の魅力が詰め込まれたおもてなし溢れる観光列車で非常に楽しめました。
次は家族でグリーン個室を狙いたいと思います!
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