2020年10月25日〜の冬ダイヤからの見込みだそうです。
羽田空港の発着枠を争う政策コンテスト
航空局のある国土交通省では地方自治体と航空会社が共同で提案した取り組みを競わせ、優れた提案に発着枠を配分する制度を取り入れています。
日本一の混雑空港の羽田空港ならではですね。
一般的に「羽田空港政策コンテスト枠」などと呼ばれています。
2019年12月に、2020年冬ダイヤから3年間使用できる5枠についてのコンテストの提案が募集されていました。
応募があった全国7空港のうち、鳥取・石見・山形・大館能代の上位4空港への配分が決定。
僅差だった5位の三沢と6位の下地島(みやこ下地島)の2空港は、トライアル運航というかたちで認められました。
下地島線はスカイマークが提案したもので、実現すれば初めての路線となり、今回応募があった中で唯一の新規路線となります。
参加空港・航空会社・得点
コンテストの参加空港と航空会社、その得点はこんなかんじです。
参加空港 | 航空会社 | 得点 |
鳥取空港 | ANA | 1225点 |
石見空港 | ANA | 1192点 |
山形空港 | JAL | 1163点 |
大館能代空港 | ANA | 1033点 |
三沢空港 | JAL | 997点 |
下地島空港 | SKY | 994点 |
佐賀空港 | ANA | 918点 |
7位の佐賀空港は、コンテスト参加空港で唯一、発着枠を獲得できませんでした。
かつて同じ宮古島列島に就航していたスカイマーク
下地島空港へは初就航となるスカイマークですが、かつてすぐそばにある宮古空港と那覇路線を運航していました。
当時片道2,800円という破格だったのが印象に残っています。
その安さから実際に利用もしました。
下地島では最高の海が待っている
僕の一番好きな沖縄の離島、下地島。
この下地島には「下地ブルー」と呼ばれる透き通ったブルーの海が待っています。
そしてなんといっても下地島空港は飛行機好きの聖地!
下地ブルーの海と飛行機のコラボは感動ものです!
下地島空港の17サイド(通称17エンド)は絶対に訪れたいポイントの1つ。
下の動画でその意味がわかるはず。
ジェットスタージャパンは生き残れるのか?
このニュースに喜べないのが格安航空会社(LCC)のジェットスタージャパン(JJP/GK)。
下地島へは成田空港と関西空港から就航していますが、搭乗率があまりよくない模様。
立地条件のいい羽田空港から低価格なのに高評価の中堅航空会社(MCC)のスカイマークが参入すると客の奪い合いが発生するはずです。
立地的に不利な成田空港から就航しているジェットスタージャパンは、より搭乗率が低迷し、撤退する可能性もあるかもしれませんね。
- 立地条件のいい羽田空港からの高評価のスカイマーク
- 不利な立地条件の成田空港からのジェットスタージャパン
選ぶのは利用者ですが、ジェットスタージャパンは過去就航直後に下地島空港でやらかしてしまっているので心配です。
就航3日目で欠航が発生!その欠航理由... 【下地島空港2路線目となる関西線就航】 2019年7月3日(水)、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は関西-下地島線の運航を開始しました。 同社の下地島就航は3月30日...
スカイマークはLCCと変わらない低価格でサービスも高評価
KUMARIAIRイチオシのスカイマークですが、何がそんなにオススメなのか?
好きすぎて詳しく解説しちゃったので、ぜひご覧ください。
最近の航空業界は暗いニュースばかりですが、久しぶりに嬉しいニュースとなりました!
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