宮古島バブルとは
空前の好景気を巻き起こした「宮古島バブル」。
宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が開通したことにより観光客は急増!
ホテル建設ラッシュにより土地価格は高騰し、一部で坪単価が500倍になった土地もあるといいます。
キャパオーバーな宮古空港
今回は約6年ぶりの宮古島訪問!
島の玄関口、宮古空港もその「宮古島バブル」の影響を受け、新規路線の就航や飛行機の大型化などによりごった返していました。
エプロンの状況
展望デッキから。
早速ANAのB767-300がいました。
6年前のジェット機といえば120〜170座席級のB737しか飛んでなかったのに、270座席もあるB767-300が来てるのにはかなり驚きました。
今はもっと座席数の多いB787-8(335席)が定期便で飛来する日もあるようですね。
宮古空港は平行誘導路を備えていないので、他の離着陸機がある時はエプロンと滑走路の間で待機。
ANAのB737-500が着陸しました。
反対側にはJTAのB737-800が待機。
もう1機JTAのB737-800が駐機していました。
ANA B767-300 東京に向け離陸。
宮古空港でなんと4機のジェット旅客機を一気に撮影することに成功!
- ANA(全日本空輸)B767-300(270席)
- ANA(全日本空輸)B737-500(126席)
- JTA(日本トランスオーシャン)B737-800(165席)
- JTA (日本トランスオーシャン)B737-800(165席)
この狭い宮古空港に総座席数726席の旅客機が溢れていました!
搭乗口の状況
この日はJTA(日本トランスオーシャン航空)560便に搭乗しました。
宮古島バブルがくる以前から思っていましたが、搭乗口があまりにも狭いんですよね。
キチキチに置かれた椅子も搭乗口全体で200席ほどしかありません。
200席といっても200人がきっちりその椅子に座ると思いますか?
人間の心理上、知らない人とは隣り合って座ることなく、1席は空けて座るんですよね。
なので単純に200席あっても座れるのは100〜150人ほどでしょう。
それにしても大きなプロジェクター(?)ですね!
Flightradar24で見た繁忙期の8月12日の宮古空港の出発便一覧。
- 15:25 165人乗りのJTA(日本トランスオーシャン航空)B737-800
- 15:30 50人乗りのRAC(琉球エアコミューター)DHC8-Q400CC
- 15:35 335人乗りのANA(全日本空輸)B787-8
たった10分の間に最大550人が宮古空港出発便を利用することになります。
- 18:10 166人乗りのANA(全日本空輸)B737-800
- 18:25 166人乗りのANA(全日本空輸)B737-800
- 18:30 165人乗りのJTA(日本トランスオーシャン航空)B737-800
夕方もたった20分の間に最大497人が宮古空港出発便を利用することになります。
宮古バブル真っ只中の夏季繁忙期はすんごいことになっているんでしょうね。
これ以上の宮古空港の拡張は不可能と聞いていますが、今後定期便が開設された下地島空港にシフトすることになるのでしょうか?
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