超珍しい体験をすることができました!
A330neoとは?
画像:Airbus
2014年にローンチした市場をリードするA330ファミリーの最新派生機で、共通性を99%確保するA330-800(全長58.82m)とA330-900(全長63.66m)の2機種で構成されています。
この機体は長い方のA330-900。
A330ファミリーの実証された経済性と柔軟性、高い信頼性を保持しながら、前世代の競合機と比較して燃料消費を座席あたり約25%削減し、現在運用中の多くのA330と比べ航続距離を最大1500海里延長しています。
新型のロールス・ロイス社製「Trent7000エンジン」を装備し、主翼の延長、A350 XWBの技術を取り入れ特別に開発したウィングチップ「シャークレット」が特長。
さらに、快適な新客室「Airspace by Airbus」を装備しています。
まだ商用運航はされておらず、この初号機は今年塗装を施してあるTAPポルトガル航空に初納入予定。
今年の5月15日に初飛行を実施し、飛行時間は4時間32分におよんだようです。
実用飛行試験ツアーとは?
航空機の型式証明取得の最終段階であるこの実用飛行試験(function & reliability tests)は路線実証飛行試験としても知られ、ETOPS運航(双発機が洋上飛行をする際に課せられる制限)、代替空港への着陸、空港でのハンドリングサービスのテストなどを行っているようです。
A330-900neoのこのツアーでは、5大陸・15都市を周り、150飛行時間のフライトを予定。
ボディカラーはローンチ・オペレーターとなるTAPポルトガル航空のペイントが施されています。
香港国際空港の展望デッキでその姿を撮影
A330neoが飛来することを知る由もない僕は、影もないこのデッキで気温30℃を余裕で超える暑さにより大量の汗をかきながらエアバンド聴いていると、聴き慣れないコールサインが・・・
「Airbus 339」
現れたのはなんとエアバスA330neoのA330-900!
本当にたまたま。こんな珍しい飛行機に巡り会えるとは!
着陸後はスポット1に。
これで終わない!もっと近くで撮影!
展望デッキで撮影後、フライトの時間が近づいていたため出国手続きをして搭乗エリアへ。
スポット1に付近に行ったA330-900を探してみると発見!
TAPポルトガル航空の塗装に「A330neo」の文字。
機体番号は「F-WWKM」エアバスの本社フランスの国籍番号ですね。
黒く塗られたコックピットの窓、しなやかに反りあがった翼端はA350とそっくり!
機体後方には「A330neo FIRST TO FLY」
TAPポルトガル航空がこのA330-900neoのローンチカスタマーです。
最後にもう一度この機体を拝み、名残惜しくも自身の搭乗口に行ったのでした。
展望デッキでは数名の日本人を確認できましたが、この機体をこのくらい近くで撮影した日本人はいたのでしょうか!?
それくらい珍しい場面との遭遇でしょう!
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