渦中のエアアジアジャパンに乗ってきた
今回は全路線全便の運休発表をし、今後の運航が不安視される渦中のエアアジアジャパンに搭乗してきました!
エアアジアジャパン に乗るのは2回目。
1回目は仙台→中部線に搭乗しました。
不穏な発表
エアアジアジャパンは新型コロナウイルスの影響による需要減退で2020年10月1日から24日までの間、拠点とする中部空港(セントレア)と新千歳・仙台・福岡を結ぶ国内線の3路線すべてを運休とすると発表しました。
2020年9月は中部と仙台・福岡を結ぶ全便が運休しており、中部〜新千歳線のみ間引き運航を行っている状況の中で、10月は夏ダイヤ最終日となる24日まで新千歳線を含んだ全路線全便運休となります。
シルバーウィーク終了後の9月23日からは全路線全便運休予定なので、実質9月23日〜10月24日の1ヶ月以上の間またもや運休することとなります。
エアアジア公式サイトフライト検索画面。
9/23(水)以降は予約できない状況となっています。
新型コロナウイルスの影響により、2020年4月9日から7月31日まで中部〜新千歳・仙台線全便運休。
8月1日から約4ヶ月ぶりに運航を再開し、新路線となる福岡線にも同日就航したところでした。
10月25日以降の運航については検討中とのことで、一部報道ではエアアジア・グループCEOが日本での事業の見直しを示唆しているとも取り立たされています。
先行きは不透明。
このような報道を知った2020年9月17日。
エアアジアジャパンを少しでも救いたい。現状はどうなっているのか。
こうして急遽シルバーウィークには運航しているエアアジアジャパンに搭乗しようと思い立ち、9月20日のDJ4便 新千歳→中部に早速搭乗してきました!
フライトログ
FLIGHT DIALOG
新千歳空港国内線ターミナル
新千歳空港での搭乗口は一番端っこ。
出発予定時刻45分ほど前にチェックインしましたが、お客さんはまばらでした。
搭乗口は19B。
横の19番搭乗口はPBB(搭乗橋)があるのに“B”が付くとバス搭乗となります。
搭乗機到着。
この前便は30分遅れて到着したので搭乗便も遅延するはずなのに何もアナウンスなし。
エアアジアのサイトにも新千歳空港のサイトにも「遅延」の表示はありません。
結局出発予定時刻15分前の14時30分に遅延するとのアナウンスがありました。
そういうところですよ・・・。と思いながら搭乗開始を待ちます。
バス搭乗は絶好の撮影チャンス
搭乗開始されたは出発予定時刻5分前の14時40分。
それからバスに乗り、搭乗機へ。
今回の搭乗機はエアアジアジャパン(WAJ/DJ)のエアバスA320-200。
同社の3号機となる機体記号JA03DJです。
間引き運航をされ始めてからはこの3号機のみが稼働しており、1号機2号機は運航に使用されていないようです。
これがエアアジアジャパンの搭乗が最後になるかも・・・などと縁起でもないことを思いながらシャッターを切りまくります。
搭乗。
今回の座席は1A。
少し奮発して1,000円ほどする最前列座席を事前購入しました。
思い出に残すフライト
最前列座席は僕だけ。
シルバーウィークなのに連休初日じゃないからなのか、時間が悪いのか、エアアジアジャパンだからか、搭乗率はパッと見40%ほどでした。
3日前に予約した際にシルバーウィーク期間中で空席連動運賃のこの便が一番安かったので、他の便はもう少し搭乗率はよかったと思われます。
出発。
自機の影と共にR/W19R離陸。
安定した飛行でしたが、強い向かい風の影響で到着時間がより遅れるとのこと・・・。
安全のしおり。
最前列からの眺め。
よく見るとこんなところに機体記号。
JLX YELLOWとはこの機体の所有者のようです。
最後方からも機内を撮影。空席が目立ちますね。
セントレア到着
セントレア着陸に向け降下開始。
小牧空港の真上を飛行。
セントレアのR/W18に着陸。
着陸後はLCCターミナルである第2ターミナルへ。
定期便に投入されているのは搭乗中の3号機(JA03DJ)のみ。
1号機(JA01DJ)と2号機(JA02DJ)はエンジンカバーを付けられ駐機したままでした。
2号機
ライバルであり同じく経営難に陥ってるジェットスタージャパンとのツーショットも。
1号機
到着予定時刻から27分遅延となる17時02分に機体が停止し到着。
パッセンジャーステップ車の取り付けがうまくいかなかったようで4回ほどやり直し。
実際に機外に出れたのは17時09分でした。
CAさんの写真を撮らせていただきました
この日のCAさんのお写真を撮らせていただきました。
実際に乗った感想
全便運休発表やエアアジア・グループCEOの日本事業の見直し発言など、不安を抱えているであろうCAさん(客室乗務員)ですが、不安そうな雰囲気を一切出さずに明るく乗務されていました。
現在のところ10月25日以降の運航はまだどうなるかわかりませんが、今後の動向に注視して行きたいと思います。
がんばれエアアジア!
ひとまず全路線全便運休するエアアジアジャパンの現状をお伝えしました。
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