【日本で一番韓国に近い島】外国人で溢れていた対馬の現状をレポート

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たーびん
最近何かと話題の韓国に一番近い島「対馬」。
韓国人で溢れかえっていた対馬ですが、日韓関係悪化の影響を受けて変わり果てた姿になっていたので写真とともに現在の状況をお伝えします!
Contents

対馬とは

福岡県と朝鮮半島の中間、少し朝鮮半島寄りにある日本の島では第10位の広さを有する島。

飛行機やフェリーなどを使用した島外への交通手段としては、福岡県との結びつきが深いですが、行政としては長崎県となります。
地形はとても独特。島全域がリアス式海岸となっていて平地はほとんどありません。

実際に訪れた率直な感想としては、自然以外はあまり観光地はなく、展望台がたくさんある島。
意外と島は広く、隆起したような尖った山に囲まれているため、島内の道路はずっとグネグネで広い幹線もありません。片側2車線の道路もないと思われます。

烏帽子岳展望台から見た景色。

リアス式海岸となっているのがよくわかると思います。
島全域がこのような地形となっています。

日本よりも近い韓国

地理的には、日本よりも朝鮮半島の方が近く、その距離はたったの約50km。
島内には韓国の釜山が目視できる展望台が2ヶ所も用意されています。
その名も「異国の見える丘展望台」と「韓国展望台」。そのまんまですね。

異国の見える丘展望台

400mmレンズで撮影してみると釜山のビル群がくっきり見えます。

韓国展望台

展望台の形から韓国を意識していますね。

目視できるほど韓国が近い。

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あらゆる場所で見かけるハングル

対馬では少し変わった看板を見かけます。
まずは有名なツシマヤマネコ出没注意的な看板。

 

続いて一見普通の看板に見えて日本語表記とハングル表記がセットになった看板。

そう、この対馬では至る所でハングル(韓国語)を見かけます。
多くの韓国人が訪れる(訪れた)島だからハングル表記が必要ということですね。

多くの韓国人が訪れる島が・・・

たーびん
人口約3万人に対し、2018年には約41万人の韓国人が訪れた対馬。
島の人口の約12倍の人が観光に来てるんですよ!ハンパない数の観光客。
ですが、日韓関係の悪化でその状況は一変したようです。

比田勝港国際ターミナル

韓国人観光客の99%が出入港するという比田勝港国際ターミナルに行ってみました。

港周辺のお店の看板にはハングルがいっぱい書かれています。

15時30分頃ターミナルの中へ。
関係者はいますが、韓国人と思われる人は一人もいません。
もうすぐ船の出港時刻というのに待合室には誰もいないんです。
客がいなさすぎて欠航になったのかもしれませんね。
カウンターも閉まっていました。

ターミナルやその周辺、繁華街などを歩いてみましたが、韓国人の姿はなく、ゴーストタウン化していました。
2018年には毎日平均1123人(年間41万人÷365日)もの韓国人が訪れていたこの比田勝港ですが、この時間には一人も見ることがありませんでした。

実際に対馬を訪れた感想

たーびん
結局この日対馬で見つけた韓国人は、比田勝港前のコンビニで働いている二人だけ。
韓国人のみならず外国人の観光客は一人も見ませんでした。
日本人の観光客もほとんどいなかったので、このままでは対馬が本当のゴーストタウンとなってしまう気がします。
韓国人以外に対して、対馬の魅力を多く発信していく必要がありますが、免税品目当ての韓国人への焦点を当てていた対馬にとっては日本人へのアピールがまだまだ足りていないと思います。

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