【羽田→福岡】PWエンジンのトリプルセブン722!全日本空輸(ANA)B777-200ER搭乗記

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たーびん
運航を再開したPWエンジン搭載のトリプルセブン。

新仕様シートの722に乗ってきました!

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1年4ヶ月の運航停止を経て運航を再開したPW4000エンジン搭載のトリプルセブン

2022年6月、全日本空輸(ANA)は2021年2月から運航を停止してしたアメリカのプラット&ホイットニー製エンジン(PW4000)を搭載するボーイング777型機の運航を再開しました。

運航停止はアメリカのユナイテッド航空(UAL)777-200のエンジントラブルを受け、日本国内で同じエンジンの777型機を所有するANAとJALに航空局が指示したもの。

海外の航空会社に対しても同型機の日本への乗り入れを禁止していました。

航空局は2022年年3月18日付で、PW4000を搭載する777の商業運航停止を解除。
再発防止策を策定し、改修を行うことで運航再開を認めました。

一方のJALは運航停止を受け2020年度中にPW4000エンジンを搭載する777型機を全機退役済み。
コロナ禍で機体稼働率が激減する中、後継機のエアバスA350型機にすべて置き換えています。

たーびん
そして2022年7月8日、ANAは「PW4000」を搭載するボーイング777-200ERのうち、新シートを搭載した国内線新仕様機(機体記号JA715A)を運航に復帰させました。

搭乗レビュー

たーびん
今回のフライトレビューはこの新シートを搭載したボーイング777-200ER国内線新仕様機(機種識別722)。

上記の経緯を知った上で見ていただくと、この感動をわかってもらえるはずです。

フライトログ

機体番号はJA715A。
7月8日の運航再開初便に使用された新シートを搭載した機体です。

フライトログを付けるなら
FLIGHT DIALOG

運航再開した722と再会

羽田空港第2ターミナル61番搭乗口。

福岡、伊丹、新千歳、那覇などのドル箱路線は保安検査場から近い便利な搭乗口が割り当てられます。

サファイア会員としてグループ2で優先搭乗。

PBBが2本取り付けられ、進行方向左側のA席に座るため、奥のL2扉から機内へ。

やっぱり大きいトリプルセブン。

エンジンに貼られているプラット・アンド・ホイットニー社の鷲のロゴがPWエンジンを搭載したトリプルセブンの象徴です。

大型モニターを搭載した新仕様シート

機内へ。
トリプルセブンの座席配列は通路が2本の3-4-3。

722の一番の特徴は、国内線最大級の大きなシートモニター。

ヘッドレストいっぱいいっぱいにモニターがはめ込まれています。

客室後方座席は横に2席少ない2-4-2配列。

そして今回の座席は最後方の45A。

胴体が狭くなってるとはいえ、座席2つ分少ないため横幅がゆったりしています。

新仕様シート詳細

45A席の隣に45B席はなく、隣は45C。

フライトマップも最新のもので画質がめっちゃいいです。

テーブルは折りたたみではなく1枚もの。

シートポケットも大きいです。

安全のしおり。

鬼滅の刃とのコラボで市松模様。

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雲の中に頭だけが見えた富士山

北に頭を向けてプッシュバック。

西日本行きなので離陸滑走路は05。
D滑走路に向けてタキシング開始。

Line up.

take off.

離陸後は大きく右旋回。

雲を抜けて西に飛行します。

しばらくすると左手に富士山が見えてきました。

生憎の曇り空でも日本一高い山はその雲よりも高い。

夕焼けに照らされ幻想的な富士山を空撮することができました。

機内環境

ドリンクサービス。
いつもはスープをいただきますが、この日ANAに乗るのは3便目。

さすがに飽きたのでりんごジュースをいただきました。

自席からの眺め。

機内最後方からの眺め。
3-4-3の座席配列が途中から2-4-2に変わっているのがよくわかります。

夜の福岡空港着陸

福岡空港ランウェイ16に着陸。

展望デッキのすぐ横の9番スポットに到着。

制限エリア内にある日本一イケてるカードラウンジ(たーびん調べ)ラウンジTIMEがよく見え、その上にはANAの大きな尾翼が映っています。

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降機。

定例ののPBBから。
一番前の扉ではなく2番目のL2扉から降機です。

降機後は展望デッキで搭乗機を撮影。

たーびん
羽田や福岡では当たり前の光景だった国内線B777の姿。

PWエンジン問題で1年4ヶ月の運航停止期間を経て、再びANAのトリプルセブンに搭乗できた今回のフライトはなんとも感慨深いものとなりました。

また、新シートを搭載した722は空の上でも飽きない快適なシートでした。

順次新仕様に更新されているようですが、次はなくなる前に古い方の機材に乗りたいと思います。

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