日帰りは可能?沖縄の離島「粟国島」への行き方・観光名所・島内での移動手段を詳しくご紹介!

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たーびん
沖縄本島の北西に位置する小さな島「粟国島(あぐにじま)」に行ってきました。

訪れる前に粟国島のことをいろいろ調べようとしましたが、島へのアクセスがほとんどなく、あまり訪れる観光客が少ないためか、情報があまりありませんでした。

たった4時間ほどの滞在でしたが、実際に僕が訪れた場所をまとめてみたので、参考になれば幸いです。

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粟国島(あぐにじま)とは

沖縄本島、那覇の北西約60kmの海上に位置する1島1村の島で、島全体が粟国村(あぐにそん)となっています。

周囲は約12km、面積は約7.64kmの小さな島。
島のほとんどが火山の噴火による岩石でできており、島を遠くから見ると、巨大なクサビのようにも見えます。

粟国港そばにある粟国島案内マップ。

島の右上にあるたったの800mの粟国空港の滑走路が島の結構な割合を占めているのを見ても、かなり小さな島ということがわかりますね。

密かに集めているご当地マンホール。

粟国島へのアクセス

2021年8月現在、粟国島へは次の2つの方法で行くことができます。

フェリー(ニューフェリーあぐに)

1つ目は、一番利用者が多いフェリーでのアクセス。
那覇泊港と粟国港を1日1回往復運行している「ニューフェリーあぐに」です。

  • 那覇泊港発 9時55分
  • 粟国港発 14時00分
  • 所要時間 約2時間
  • 定員 400人
  • 運賃(大人) 片道3,470円 往復6,590円

実際に粟国港から泊港まで利用しました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。

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たーびん
2020年7月に新造機として就航したばかりのフェリーなので綺麗でとても快適でした。

飛行機(第一航空)

もう1つの手段として、第一航空が運航する飛行機があります。

船だと沖縄本島から2時間かかるところを、飛行機では那覇空港からたったの20分ほどの飛行時間で到着することができます。

  • 運航日時 1日1往復
    週3便程度(月曜・水曜・土曜)
  • 那覇空港発 9時15分
  • 粟国空港発 11時15分
  • 所要時間 約25分
  • 定員 19名
  • 運賃(大人) 片道14,000円(往復・前売運賃なし)

実際に那覇空港から粟国空港まで利用しました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。

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たーびん
普段乗ることのない「ツインオッター(通称)」という飛行機に乗って、あっという間に粟国空港に到着。

飛行機好きの僕にとって、とても貴重な経験となりました!

この便は、2021年8月現在、定期便ではなくチャーター便としての扱いになっています。

※運航日・運航時間については、粟国村における行事等に合わせて設定されるので変更される場合があり。
※運航機材の点検整備のため、60日毎に点検整備が必要で2週間程度の運休期間あり。

 

たーびん
このように島へのアクセスは、船と飛行機合わせても1日たった1〜2便しかありません。

僕はこの2つの交通手段を利用して日帰り観光をしました。

ヘリコプター/ヘリタクシー(エクセル航空)

ちなみに参考として、エクセル航空が運航するヘリコプターを使用したタクシー、「ヘリタクシー」もあります。

ヘリコプターを貸し切るため、正規料金は片道16,500円とかなり高額になりますが、運航時間はある程度融通が利き、最大5名まで何人乗っても料金は変わりません。

島内での移動方法

島内での移動方法は、大きく分けて5種類あります。

  • 宿泊先による送迎
  • レンタサイクル
  • レンタカー
  • バス
  • 乗り合いタクシー

小さな島と言えど、徒歩移動はオススメしません。

レンタサイクル

各民宿でレンタサイクル(1日1000円〜)を借りることができるようです。
今回は宿泊せず日帰りなので、自転車は借りませんでした。

レンタカー

粟国レンタカー」がEV車(電気自動車)のレンタルを行っています。

ホームページの情報が古く、予約受付は電話。

利用日の7日前までに基本料金を銀行に振り込まないといけない上に、キャンセルした場合はもちろんキャンセル料もかかります。

それに加えて、基本料金の他に電気従量料金として走行1kmあたり50円の距離料金も支払わなければいけないなど、結構めんどくさかったのでやめました。

村営コミュニティバス アニー号

村営のコミュニティバスが島内を走っています。

運行本数が少なく、時間が合わなかったため、今回は利用していません。

運賃は大人100円とリーズナブルです。

デマンド型乗合タクシー りかりか号

今回島内移動に利用したのがこのデマンド型乗合タクシーの「りかりか号」。

デマンド運行とは、予約して利用する乗合タクシーのこと。
他の人も乗り合って目的地へ送迎してくれます。

今回2回利用しましたが、2回とも誰とも乗り合わず一人だけでした。

料金は一回たったの200円とタクシーなのに超リーズナブル。
運転手に電話すると今いる場所まで迎えに来てくれて、島内のどこにでも200円で送り届けてくれます。

粟国空港

島への空の玄関口、粟国空港。

那覇空港から第一航空のツインオッターという飛行機に乗ってやってきました。

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2018年5月に完成した、まだまだ新しい平屋建ての小さなターミナルです。

マハナ展望台

僕が観光したのは時間の都合上、これからご紹介するマハナ展望台だけ。

粟国空港から乗合タクシーで来ました。

島の南西に位置する広大な広場。海抜90mの高さで、水平線に囲まれ、地球の丸さを感じる絶景ポイントです。

西に久米島、南に慶良間諸島や渡名喜島、東には沖縄本島や伊江島などの島々を眺望できます。

これはおそらく渡名喜島(となきじま)ですね。

海を眺めていると那覇から来た「ニューフェリーあぐに」が見えました。

望遠レンズで撮影。

粟国港に入港していきました。

食事・ランチ

続いてお昼ごはん。

粟国村でランチ営業を行っているレストランはあまりありません。

それに加えて、コロナ禍でテイクアウトのみの営業に切り替えてる店もありますので、事前に電話で確認した方がいいです。
実際に「丸三飯店」という定食屋さんに営業しているか電話で聞いてみると、テイクアウトのみとのことでした。

次に電話して、営業を確認できたのが粟国港そばの「民宿 寿」。

ランチでは島そば(沖縄そば)のみ数量限定で提供しているとのことで、マハナ展望台から乗合タクシーで来ました。

三線が壁にかけてあるアットホームな店内で「島そば(大)600円」をいただきます。

大好きなコーレーグースをたっぷり入れておいしくいただきました。

店名民宿 寿
住所沖縄県島尻郡粟国村字浜407番地
営業時間要問合せ
定休日要問合せ
HP食べログ

「民宿 寿」の斜向かいには、特産品などの販売も行っている「海のそば とび吉」というお店もありました。

こちらのお店では、粟国島産のヤギ肉の販売や、沖縄名物のぜんざい、握り寿司、天ぷら、刺身盛り合わせなどのテイクアウトを行っているようです。

粟国港

「民宿 寿」から1分ほど歩くと海に出ます。

ここが粟国港。
ここから沖縄本島の那覇泊港までフェリーが運行されています。

2020年に新造された「ニューフェリーあぐに」。
さっきマハナ展望台から見えた船ですね。

この後この船に乗って那覇に戻りました。

たーびん
何もないけど、それがいい!
ツインオッタ―に乗れるのも嬉しい旅となりました。

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