写真管理はもっと楽できるよ!
こんにちは。暇を見つけては空港に出掛けて飛行機撮影をしているkumariです。
かれこれ10年ほど飛行機を追いかけているので膨大な写真の量です。
しかも飛行機って連写が多くて…。
そんな僕が実際にやっているおすすめの写真管理方法をお教えします!
写真の管理はGooglePhotoや、PCからCD-Rに焼いたりする人も多いと思います。
僕もずっとそうしていましたが、ここ3年ほどはAdobeのLightroomというソフトを使っています。
管理と補正が簡単にできちゃうので、もうこれなでしでは写真を管理できません…。
写真管理、どうしてますか?
写真を撮ったらとりあえずGooglePhotoやAmazon Photoにアップして、アルバムにしてるよ!
っていう方、多いんじゃないでしょうか?
でもそれだとお目当ての写真を探すのに時間がかかりますよね。
例えば、羽田空港で撮影した「特別塗装機」の写真を見つけたい場合、羽田のアルバムを漁るなどしなければなりません。
また、過去の写真を探すときに下の方にスクロールするのに手間がかかるなど、便利なGooglePhotoでもやや不便な点はあります。
でも、Lightroomで管理すればそれぞれの写真にキーワードを付けたり、スターの数を付けたりできるので後から一発で検索できるようになります!
Lightroomで写真管理をするメリット
Lightroomは、Adobeが出しているソフト。
画像加工で有名なPhotoshopの会社ですね。
Lightroomで管理と加工が簡単にできる
撮った写真をPCに繋げてフォルダ分けして、加工したいやつとそうじゃないやつを分けて、加工ソフトを開けて一つずつ加工して、PCの容量がいっぱいになったらCD-Rに焼いて…という作業をしている方も多いと思います。
Lightroomは「カタログ管理」という方法を取っていて、自動で年別、月別で管理されます。
その後、それぞれの写真にキーワードやスターを付けるだけでOK。もちろん複数選択できるので、あっという間に終わります。
写真の加工(現像)もそのままできて、書き出しまで完結します。
さらに非破壊編集なので、加工前の画像と加工後の画像をそれぞれ保存しておく必要はないのです。
加工前の画像も、その途中も、加工後の画像も、すべて記憶されているからです。
そして後述しますが、私たちのやり方だとCD-Rに焼く必要もありません。
たとえば、この写真。
これが、あっという間に…
こんな鮮やかに補正できます。
Lightroom内でできるので、他のソフトを使う必要はありません。
もう一度言いますが、画像は非破壊編集で現像(加工)できるのでコピーして取っておく必要はありません。
RAWファイルもJPGファイルと同様に使える
後でバリバリに補正できるRAWファイルと、すでにある程度綺麗になっているJPGファイル、どちらも同じように管理できます。
カタログ管理とは
なんとなく便利なのはふんわり分かっていただけたかと思いますが、じゃあカタログ管理って?フォルダ管理とどう違うのか?というところを説明します。
まず、従来のフォルダ管理はこんなかんじ。
私も前はこんなかんじでした。
とにかくフォルダの下にまたフォルダを作って、容量がいっぱいになったらCD-Rに焼いて。
で、昔の写真が必要な時には記憶を頼りに探しまくる、というかんじ…。
CD-R自体もいっぱいで、CD-Rファイルもパンパンでした。
一方、「カタログ管理」はこんなかんじ。
全てがLightroomの中に情報として入っています。
画像だと、①が年代別のフォルダ、②が画像の数。
全部で15万枚以上が管理されていることが分かります。
15万枚以上ありますが、キーワードやスター、フラッグなどで欲しい画像をすぐに探し出せます。
更には撮影場所、時間、使ったレンズなどの細かな情報も保存されています。
なので、たとえば「すべての年代からANAの特別塗装だけを抽出」することができたりします。
撮影した写真にキーワードを付けて検索、振り分けを簡単に
写真には「キーワード」を付けられます。
複数選択も簡単にできるので、例えば羽田空港で撮影したら全部の写真を選んで「HND」と入れておきます。
更に「特別塗装」「オリンピック塗装」「B787」など、複数のキーワードを入れておくことも可能。
そして、キーワードを付けたら自動で別フォルダに振り分けしてくれる機能もあります。
例えば、「特別塗装」フォルダを作成し、振り分け条件を「キーワードに特別塗装と入っている場合」にします。
そうしておくと、写真に「特別塗装」を入れておくだけで勝手にそのフォルダに入ります。
さらにそのフォルダはクラウドに連携させて、自動でクラウド上にアップすることも可能!
検索するときは下記の要領で簡単にできます。
3.HNDとレーティング4以上で検索。さらにレンズでの絞込なども可能です。
加工したい写真をセレクトする
写真をPCに取り込んだら、先ほどのキーワードの入力。
そして加工したい写真をセレクトしましょう。
色々な方法がありますが、私はとりあえずレーティング(スター)を3にします。(写真を選んで半角英数の3を押すだけ)
そのあと、レーティング3で絞り混み、加工。
加工も、同じ角度で撮ってる写真は加工自体をコピペするだけなのですごく楽です。
たとえば、1枚だけ明るさや青さを補正して、その補正をコピーする。
それを次の写真にペースト。
同じような写真がいっぱいある場合は複数選択でペーストもできます。
写真の書き出し
補正したら書き出しをします。
ブログ用に透かしを入れた1000pxのJPGものと、個人用にサイズも保存形式もそのままで透かしもないバージョンの2つ欲しいとします。
その場合は、書き出しのプリセット機能であらかじめ「ブログ用」「個人用」それぞれの設定をしておきます。
そうしておくと好きな設定で簡単に書き出すことができます。
大量の写真の保存はNASで管理
さて、大量の写真を管理できるLightroomですが、そのままデスクトップで作業するとやはりすぐに容量がいっぱいになるかと思います。
そのため、我が家ではNASという外付けHDDの据え置き版を使用しています。
うちではお手頃価格のSynologyのものを使用しています。台湾のメーカーですが、特に不便はありません。
日本語対応の画面で操作できます。
これにしたポイントは、HDDを2つセットして1つをバックアップにして使えること!
この中に大量の写真や動画などのファイルが保存できます。
また、このNASは自分だけのクラウドのようなもの。
家からでも外からでも、ファイルにアクセスできるのです。
うちではMacBookとWindowsの2台があるので、どちらからでもアクセスできるのは非常に助かります。
ちなみにうちのはコレを2個セットして使っています。こちらも全く問題なく使用できています。
こちらを2つセットしていますが、1つは完全にバックアップ用なので中身はどちらも同じものになります。
もし1つがダメになっても安心ですね!
さらに、地震など何かあった時のためにGooglePhotoにも画像をバックアップしています。
万一、カタログデータはなくなってもJPGさえあればなんとかなります。
しかも、Lightroomで編集、書き出ししてからアップロードした写真はなんと!
キーワードも一緒にアップロードされます。
つまり、GooglePhotoで後からキーワード検索できちゃうのです!!!!!
音楽や映画もHDDに保存しているのに、さすがです。
Lightroomを2台で使える?
ちなみに、1つのカタログを2台同時に共有できれば一番いいのですが、それはできません。
Lightroomのインストール自体は2台可能ですが、別々のカタログになってしまいます。
また、カタログだけはNASに置いて使うことができないので、メインで使うPCにカタログを置き、画像データはNASに置くようにしています。
うちではメインはMacBookを使用。
MacBookを夫婦のどちらかが持ち出しているときはWindowsで作業し、作業したカタログを書き出してMacBookにガッチャンコ、という形にしています。
そうするとWindowsで作業したものがMacに連結されます。
Lightroomはサブスク。でもその価値は十分にアリ
スマホ撮影派はクラウドで管理する「Lightroom CC」でどうぞ。
Adobeでは「Lightroom CC」「Lightroom CC Classic」「Photoshop CC」の3点セットが月々980円です。
以前は買い切りもしていたのですが、サブスク時代なので月額料金でのみの提供です。
やや高いのですが、管理は楽になりましたしPhotoshopも結構使うので納得しています。