新潟空港を拠点として2023年8月下旬から運航開始予定のTOKI AIR(トキエア)。
新潟市に本社を置く地域航空会社で、新潟空港に拠点を置く初の航空会社となります。
ANAやJALの傘下に入らず、独立した航空会社が国内線に新規参入するのは14年ぶりとなります。
まずは新潟〜札幌(丘珠)路線からスタート!
トキエア 基本情報
会社名 | トキエア株式会社 |
本社 | 新潟県 |
親会社 | – |
IATA/ICAO | BV/TOK |
コールサイン | – |
運航開始 | 2023年8月 |
拠点空港 | 新潟(KIJ) |
就航地(国内) | 丘珠(OKD) |
就航地(国際) | – |
使用機材 | ATR72-600 |
保有機数 | 2機 |
座席数 | 72席/44席 |
シートピッチ | – |
保有機材リスト
現在ATR72-600を2機保有しています。
機体記号 | 機種 |
---|---|
JA01QQ | ATR72-600 |
JA02QQ | ATR72-600 |
ちょっとした豆知識
一夜で変身!カーゴフレックス仕様のATR72-600
トキエアが導入した飛行機はATR72-600。
国内では天草エアライン(AHX/AMX)、日本エアコミューター(JAC)、北海道エアシステム(HAC)が導入しているATR製旅客機ですが、トキエアの機体はその3社とは異なり「カーゴフレックス(Cargo Flex)」仕様となっています。
需要に応じて座席など機内のレイアウトを変更できる「カーゴフレックス」。
他社と同様に機内全体に座席シートを配置した①通常旅客機のレイアウトに加え、機内前部をコンテナ4個分の貨物スペースとし、機内後部を旅客スペースとする②貨客混載のレイアウトにも対応できます。
これは需要にあわせて①と②を切り替えられるというもの。
①通常旅客機のレイアウトなら72人の旅客と1.7tの貨物、②貨客混載のレイアウトなら44人の旅客と3.1tの貨物を収容することができるようです。
レイアウトの変更は3〜4時間ほどの作業で実施できるため、予約状況などを見て需要に合わせて一晩で変更することが可能な変幻自在の飛行機となっています。
4種類のわかりやすい運賃
トキエアが設定した航空運賃は大きく分けて4種類。
公式サイトとコールセンターで販売されます。
トキビズ
- 24,000円 〜 29,000円
- 当日まで購入でき予約変更が可能な運賃
- 残席数に応じて価格が変動
トキトク
- 6,900円 〜 19,900円
- 出発時刻の72時間前まで購入でき予約変更は不可
- 残席数に応じて価格が変動
トキユニ
- 12,500円
- 搭乗日の3日前から購入でき予約変更は不可
- 12歳から25歳まで利用可能な便限定運賃
障がい者割引運賃
- 16,900円
- からだの不自由な搭乗者と同伴者(1名まで)が利用可能な運賃
新潟/札幌(丘珠) 時刻表(参考)
新潟~札幌丘珠線を週4日1日2往復から運航を開始します。
- BV101便 新潟 09:50 / 札幌(丘珠) 11:30 (月・金・土・日)
- BV103便 新潟 14:20 / 札幌(丘珠) 16:00 (月・金・土・日)
- BV102便 札幌(丘珠) 12:00 / 新潟 13:45 (月・金・土・日)
- BV104便 札幌(丘珠) 16:30 / 新潟 18:15 (月・金・土・日)
3レターコードやMCC、国内エアラインを独自にまとめました。
飛行機にあまり詳しくない人にもわかりやすくしていますので、ぜひ飛行機雑学記事をご覧ください。
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