【悲報】羽田空港のハミングバードディパーチャーが2019年3月末で終了!
図解付きで羽田空港の滑走路運用方式をご紹介します。

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kumari
羽田空港の離陸方式のひとつである「ハミングバードディパーチャー」をご存知ですか?
それが全廃されるとの情報が入ってたので、羽田空港の滑走路運用方式と併せて説明します。

羽田空港のハミングバードデパーチャー

2015.01.07

羽田空港の滑走路運用方式

基本的に飛行機は風に向かって離着陸するため、空港の風向きによって離着陸する滑走路の向きが決められます。
(※追い風で離着陸するとスピードが出すぎ、滑走距離が長くなってしまうため滑走路をオーバーしてしまい、オーバーランという事故なる可能性があるためです。)
羽田空港の場合、大きく南風運用と北風運用で分けられ、4本ある滑走路の離着陸の運用方式が決められています。

南風運用


<離陸>
 ・A滑走路16R
 ・C滑走路16L
<着陸>
 ・B滑走路22
 ・D滑走路23

北風運用


<離陸>
 ・C滑走路34R
 ・D滑走路05
<着陸>
 ・A滑走路34L
 ・C滑走路34R

北風運用A滑走路離陸

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A滑走路34Lからの離陸は、羽田空港近接市街地上空を低い高度で通過するため、朝の7時台に限り2機まで定騒音機に限り認められています。
その離陸方式が「HUMMINGBIRD TWO DEPARTURE(通称:ハミングバードディパーチャー)」です。
下の図のようにA滑走路34Lで離陸後大きく左旋回し、186度方向の南に向かうというものです。


画像:AIP JAPAN
先ほどの図にあてはめてみます。

kumari
このハミングバードディパーチャーは気温が低く空気が澄んだ冬には、第1ターミナルの展望デッキから順光で飛行機と富士山を絡めて撮影することができるため、マニアには人気があります。
しかも朝7時台ということもあり、なかなか撮影するのが難しいんですよね。

実際に撮った写真

羽田空港の第1ターミナルの展望デッキから実際に撮った写真をご紹介します。
撮影当時はハミングバードディパーチャーは3機認められていました。

JAL B737-800 関西行き

ANA B767-300 岡山行き

ジェイエア ERJ170 南紀白浜行き


羽田空港所在地である大田区の発表

そんなハミングバードディパーチャーですが、大田区のホームページにおいて、廃止が決まったとの発表がありました。

羽田空港では、平成12年より、北風時においてA滑走路から北向きに離陸して大森南付近で左に旋回し、糀谷・羽田等の羽田空港近接市街地上空を低い高度で通過し、神奈川方面に進むルートが設定されおり、平成22年10月までは5便が運航し、現在は3便を上限に運航されてきました。
この度、国土交通省より「2018年冬ダイヤ(2018年10月28日から)において1便削減し、2019年夏ダイヤ(2019年3月31日から)において残る2便を削減し、現行運用における北風時A滑走路北向き離陸左旋回を全廃する」との回答がありました。

大田区ホームページ

<おおた区報>

撮影できるのは2019年3月末まで!

残念ながら羽田空港で順光で飛行機と富士山を絡めて撮れるチャンスがあるのは今月いっぱいということになります。
天気が悪かったり空気が霞んでいたりすると羽田空港からは富士山は見えないので、気温の低い空気の澄んだ日を狙って挑戦してみてくださいね!

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