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初音ミクの超歌舞伎2022を子連れで観覧!最新技術と古典の融合が面白すぎた

超歌舞伎2022

超歌舞伎2022
マキ美

小学一年生の息子が初音ミクにハマっているのですが、京都南座で初音ミクのスーパー歌舞伎が公演されるということで行ってきました!
ちなみにチケットは生協で取れました!

初音ミクの超歌舞伎は2016年~行われており、いつも中村獅童さんと共演しています。

今回も中村獅童さんとの共演で、「初音ミクの消失」が主題歌となっていました。

私も息子も歌舞伎は初めてなのでドキドキしながら南座へ…!

子連れOKな超歌舞伎!

京都南座

どうしても歌舞伎と言うと敷居が高く、子連れなんかで行ってもいいのか…?と思うところですが、全然気にすることなかったです!

若い子(子ども)めっちゃ多い!!
中村獅童さんも、「この歌舞伎はお子さんも楽しんでほしいので、もし泣いたりしても皆さん、あたたかく見守ってあげて下さいね~!」と言ってくれたり子供に手を振ってくれたりするので、子連れでも全然OKです。

 

さて、開演。

1幕目の「萬代春歌舞伎踊(つきせぬはるかぶきおどり)」はセリフが少なく、日本舞踊を見る感じ。

歌舞伎は男性のみが舞台に上がるイメージですが、超歌舞伎は女性も舞台に上がります。
女流舞踊家の方々とミクが美しく舞っていました。
息子氏は少し退屈そうw

 

 

1幕目が終わり、休憩。
この間に南座の隣にある和菓子屋さんでお団子をつまみ一息。
11時~だったのでお昼を挟むんですよね。

 

2幕目。メインの「永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)」。

これのOPがやばい…。

舞台手前に巨大なスクリーンが登場するのですが、その画面いっぱいにCGのド迫力の映像と、「初音ミクの消失」のアレンジバージョン(これがめちゃくちゃ良かった)が大音量でかかります。この時点でもう来てよかった…!と思ってしまいました。息子氏も大興奮!

ストーリーは大化の改新の始まりになった蘇我入鹿退治を題材としたもので、歌舞伎になれない私には細かくは分かりませんでしたが(すんません…)
勧善懲悪ストーリーに最新のデジタル技術と音響、ペンライトの光、中村獅童さんの煽りで十分楽しめました。ミクの儚い役どころにもキュンとなりました。

ラストは総立ちでペンラ(持ってない人はスマホのライト)を振り、エンドレス消失で大盛り上がりでした。撮影もOK!

真ん中は獅童さんのご子息、はるくん。
もはやライブ!

初音ミクの消失の世界観がハマるストーリー

「初音ミクの消失」はあまりにも有名な楽曲なので今更なんですが、2008年にcosMo@暴走Pによりニコニコ動画で発表された楽曲。2010年までに約400万回の再生数を記録し、今でも広い世代に聞かれています。
現在は2018年リメイク版のほうがスタンダードかもしれません。

私はリアルタイムで聞いていたのですが、その歌詞の内容が今でいう「エモすぎる」んです。

当時はボカロ全盛期。この流行が終わる気配もなかったのですが、歌詞がね、終わりを見据えているんです。

一部歌詞をご紹介します。

人格すら歌に頼り
帰る動画(トコ)は既に廃墟
皆に忘れ去られた時
心らしきものが消えて
暴走の果てに見える
終わる世界…「VOCALOID」

cosMo@暴走「初音ミクの消失」

終わりを告げ
ディスプレイの中で眠る
ここはきっと「ごみ箱」かな

cosMo@暴走「初音ミクの消失」

声の記憶 それ以外は
やがて薄れ 名だけ残る
たとえそれが人間(オリジナル)に
かなうことのないと知って

cosMo@暴走「初音ミクの消失」

どれだけ流行していてもいつかはみんなに忘れられることの儚さ、
結局は人間のプログラムでしか動けない、そして仲間(他のボカロ達)も帰る場所もなくなる儚さ…そういったものが詰め込まれています。

今では初音ミクをはじめとするボカロは文化として定着し、不動の人気を得ているので終わりはないんだろうな、と思えますが
2007年に誕生した初音ミクは一時の流行のもので数年で消えるかもしれない、と思っている人も多かったと思います。(私もそうでした)


そんな揺らぎのある時期にこんな歌出されたら…

 

泣くよね?

幸い、今となっては安心してこの曲を聴けるようにはなりましたが、それでも「いつまでミクちゃんはセカイにいてくれるんだろう…」と思うこともあり、そんな時はウッとなります。

 

話が長くなりました。

 

この超歌舞伎でも、屏風に描かれたミクは「所詮、私は絵姿の身」という事をよく言います。

屏風の中からは出られない、それでも身をていして周りを助けようとするその健気さには心をうたれます。


そこに爆音の「初音ミクの消失(アレンジVer.)」と壮大なCGが…。

 

いや、泣くしかないよね??

 

隣の息子に分からないようにそっと涙を拭う母…。
エア音ゲーで謎の動きの息子…。
隣を見れば上品に着物の袖を抑えながらペンラを振りまくる舞妓さんたち…。

なんだこれ…。

 

スーパー歌舞伎…スーパーしゅごい…!

 

結論・もっと見たいぞ超歌舞伎!

獅童さんが、「なぜか帰りにペンライト買って帰るお客さんがいっぱいいますw」と言ってらしたのがよく分かります。

あやうく帰り際に4,000円のペンライトを買ってしまいそうでした。
ちなみに私はディズニーランドの帰りに光るペンダントを買ったことがあります。

次も絶対に生協でチケットを取り、最初にペンラを買って楽しみたいと思うのでした。
ちなみにこのペンラはボタンを押すと「初音屋!」とか「万屋!」とか喋ります。
声を出さずに応援できる、現代に合わせたペンライトでした!