たーびん
2021年6月7日、ANAマイレージクラブから特典航空券大改悪のお知らせがありました。
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特典航空券における国内線旅客施設使用料(PFC)の適用開始
何がどう改悪なのか、まずはANAサイトを引用してご紹介します。
ANAからのお知らせ
平素よりANAグループをご利用いただき、誠にありがとうございます。
以下の航空券を対象に、お客様に対して国内線旅客施設使用料(Passenger Facility Charge、以下PFC)の代行徴収を開始いたします。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
対象航空券
- 国内線特典航空券*(いっしょにマイル割運賃のマイレージ利用旅客を含む)
- 国際線特典航空券に含まれる日本国内区間*
*ANA便名のコードシェア便を利用の場合も対象
適用開始日
2021年10月31日以降搭乗分に適用
ただし2021年8月29日以降に発券された航空券に限る
お支払い方法
特典航空券のご旅程にPFC対象空港を発着する便を含む場合、必要マイル数の減算の際に、クレジットカードで支払い
2021年8月28日までに発券した航空券の取り扱い
- 国内線特典航空券:発券後に予約を変更しても、PFCは追徴さない
- 国際線特典航空券に含まれる日本国内区間:発券後に、2021年8月29日以降に予約を変更した場合、PFCを追徴される
PFC対象空港
2021年6月現在の対象空港は以下の10空港。
- 新千歳空港
- 仙台空港
- 成田空港
- 羽田空港
- 中部空港
- 伊丹空港
- 関西空港
- 北九州空港
- 福岡空港
- 那覇空港
PFC料金
空港別の料金は以下のとおり。
消費税込みの料金です。
発着空港 | 大人 (満12歳以上) |
小人 (満3歳以上満12歳未満) |
新千歳空港 | 270円 | 140円 |
仙台空港 | 230円 | 120円 |
成田空港 | 450円 | 220円 |
羽田空港 | 290円 | 140円 |
中部空港 | 440円 | 220円 |
伊丹空港 | 260円 | 130円 |
関西空港 | 440円 | 220円 |
北九州空港 | 100円 | 50円 |
福岡空港 | 110円 | 50円 |
那覇空港 | 120円 | 60円 |
何が改悪なのか?
今まで貯めたマイルで購入した国内線特典航空券は一切お金を払わずに“タダ”で乗れていました。
しかし、2021年8月29日以降にマイルで発券(購入)した2021年10月31日以降に搭乗する国内線特典航空券は、上記10空港を発着する場合、施設使用料として上記の料金が徴収されるようになります。
出発でも到着でも上記10空港を発着する便に対して徴収されるので、例えば、羽田〜新千歳線を利用する場合、マイルで航空券を購入する際、マイルが減額されると同時に560円(270円+290円)が徴収されることとなります。
- 仙台〜伊丹=490円(230円+260円)
- 羽田〜関西=730円(290円+440円)
- 福岡〜那覇=230円(110円+120円)
※国際線利用時の国内線区間にも適用
どんどんPFCを導入する空港が増えてきている現状なので、利用者の負担は今後も増え続けることでしょう。
LCCは以前より導入していましたが、ANAもするとは・・・
陸マイラーの僕としては、タダで乗れていた飛行機がタダじゃなくなるのはとても残念ですね。
以上、悲しいお知らせでした。
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