【B737-800】ブレンデッド・ウィングレットとスプリット・シミタール・ウィングレット

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ウイングレットとは

以前スカイマークのウィングレットについてご紹介しましたが、
今回は最新のウィングレットをご紹介いたします!

まずはウィングレットについて、少しおさらい。

ウィングレット (winglet) とは、航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼のことである。 ウィングチップ (wingtip) についても同様である。 語源としてはwing「翼」+let「小さいもの」すなわち「小さい翼」の意である。

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大型機の翼端渦を減少あるいは発生方向を上方に移動させることで空気抵抗(誘導抗力)を減らし、結果として燃費を向上させる効果がある。条件にもよるが、旅客機運航で一般におよそ 4%から5%程度の燃料を節減できるとされている。

引用:Wikipedia

下図の通りウィングレットを装着するのとしないのとで翼端渦に違いがありますね。

737-NG_winglet

画像引用:Wikipedia

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この効果により燃費向上が計られています。

ウイングレットの種類

ブレンデッド・ウィングレット

さて、ウィングレットが多く装着されている機材はB737-800。

国内の航空会社では
全日空(ANA)、日本航空(JAL)、スカイマーク(SKY)、
ソラシドエア(SNJ)、春秋航空日本(SJO)が保有しています。

皆さんが知っているウィングレットはこんな感じ↓が多いと思います。

こちらは従来型の「ブレンデッド・ウィングレット」と言われるものです。

最新型のウイングレット!スプリット・シミタール・ウィングレット

今回紹介するのは、最新型のウィングレット。
その名も「スプリット・シミタール・ウィングレット」

こちらです!

手前のユナイテッド航空B737-800の翼端を見て違いがわかりますか?!
上方向に伸びている従来型の「ブレンデッド・ウィングレット」の下に何か伸びていますよね?

これが「スプリット・シミタール・ウィングレット」です!

ちなみに後方にいるB747-400の翼端が上に上がっているのもウィングレットなんですよ。

「ブレンデッド・ウィングレット」のチェジュ航空と
「スプリット・シミタール・ウィングレット」のユナイテッド航空

後ろから見るとこんな感じです。

スプリット・シミタール・ウィングレットの性能

遅くなりましたが、最新型の「スプリット・シミタール・ウィングレット」
従来型の「ブレンデッド・ウィングレット」より2%の燃費改善に繋がるようです。

このユナイテッド航空B737-800はこの関空とグアムを結んでいますが、
どれくらいの燃料費が削減されるのでしょうね。

なお、B737MAXには標準装備されています!

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