2度目の日本撤退。エアアジア・ジャパン(Airasia Japan)全便運休の末に事業廃止へ

2020年10月5日　エアアジア・ジャパンが日本撤退を発表

2020年10月5日、中部国際空港（セントレア）を拠点とする格安航空会社（ＬＣＣ）のエアアジア・ジャパンが日本撤退を発表しました。

→エアアジア・ジャパン：事業廃止のお知らせ

今年4月に全路線を運休し、8月に再開したものの、思った以上に需要が少なかったようです。

エアアジアジャパンの公式発表

公式サイトによると次のとおり。

• 事業を廃止することを決定。本年12月5日をもって全路線を廃止。

• 新型コロナウィルスの終息時期の見通しが不透明な状況において事業を継続することは極めて困難であると判断し、事業を廃止するという苦渋の決断をした。

• 事業の廃止について、エアアジア・ジャパン以外のエアアジア・グループ関連会社（エアアジアX、タイ・エアアジアX、タイ・エアアジア、エアアジア・フィリピン）の日本路線への影響はない。

先日の搭乗記では、少々濁して書いておりましたが、こうなるのは予想できていたのが正直なところ。 

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高額な機材（飛行機）の維持費を払いながら何か月も運航せずに利益を生まなかったわけですからね。
シルバーウィークの搭乗が本当に最後の搭乗となってしまいました。

運航路線

中部国際空港（セントレア）を拠点とし、4路線に就航していました。

1. 中部（NGO）／新千歳（CTS）
2. 中部（NGO）／仙台（SDJ）
3. 中部（NGO）／福岡（FUK）
4. 中部（NGO）／台北（TPE）

もうどれも運航されることはありません。

保有機材

エアバスA320-200を3機保有しています。

1. JA01DJ
2. JA02DJ
3. JA03DJ

こちらはおそらくリースバックとなるでしょうね。

憎き新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの影響により、日本国内の航空会社が事業を撤退するのはこれが初めて。

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従業員については2020年11月4日をもって、一部を除き解雇となるようです。

もうこれ以上影響が出ないことを望むばかりです。